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ZOOM体験授業週間
過去の記事:ZOOM、TEAMS体験授業 全クラス実施に向けて
過去の記事:TEAMS ZOOM体験授業に向けた準備
在籍校では、
コロナに伴う休校対策として、
11月30日(月)ー12月4日(金)までをZOOM体験授業週間とし、
全学年、全クラスで授業実践いただきました!
多少のトラブルはあったものの、
どのクラスもうまく実践が行え、
子どもたちは喜んでくれていたとの報告が届いています。
学校事情:全クラス実施の大変さ
全クラスでの実施は、組織としては当然と思われるかもしれませんが、
滞りなく遂行するのはとても大変なんです。
あまり乗り気ではない先生方や、
ICTが得意ではない先生方にも授業していただかなければならないからです。
「授業すると言っても、
たんにアプリの操作を覚えて、やり方を伝えればいいんでしょ?」
と思われたあなた、そんなに小学校は甘くありません。
ICT初心者の子どもたちにPCを触らせると、
修正方法がよくわからないトラブルが99%起きます。
つまり、授業するとなると、
操作説明して、
約30台の子供達の操作をサポートして(ここでかなりもみくちゃにされます、、笑)、
さらにトラブル対応も求められるのです。
それを、苦手意識のある先生にお願いして、受け入れていただくことは、
非常に難しいことなんです。
忙しい時期に、当初の予定になかったカリキュラムを入れていただくことになるので、
ゴリ押しすると、体験授業案自体が却下されかねないのです。
縦型の組織ゆえに、校長の意思決定があれば物事は進みますが、
実施のために準備が必要なことなので、先生方の納得感は非常に重要です。
そのため、
全クラス体験実施提案には、
授業が難しいと感じるクラスは、
案1「学年の情報教育部の先生が代行授業する」
案2「情報教育部主任(私)が、代行授業する」(→担任しているクラスはどうするねん?!と、思いながら)
という案も書いておきました。
校長も、「学校体制で助け合い、とにかくやって、非常事態に備えましょう」と発信くださいました。
しかし、実施状況を見ていると、、、
ほぼ全てのクラスで、担任の先生ご自身で体験授業をされていました。
最大の成功要因は、先生方
①情報教育部の先生(1学年に1人)
私の拙い提案を受け、実践できるレベルまで昇華させるべく知恵を出し合ってくださいました。
学年の先生方に、この実践を伝え、担任の先生方が実践できるように支えてくださいました。
さらに、当日のトラブル対応も担ってくださっていました。
②担任の先生
情報教育部からの提案を受け、実践に向けて準備くださいました。
各学年から実践の様子を伺っていると、
各所で工夫して、この体験を乗り越えられるように工夫くださったことがわかりました。
実践の前日には、
「憂鬱やわー」
と、おっしゃっていた先生も、
終了後には、素敵な笑顔で乗り切ったことを報告くださいました。
③管理職の先生方
「やるんです!」と、意思決定し、発信し続けてくださいました。
この声かけがないと、学校全体は動きません。
実践への空気づくりと組織の舵取りを上手に進めてくださったと感じています。
前から思っていましたが、
今回の実践を経て、改めて、
「小学校の先生って、すごいんですよ。
もの・カネさえ国が揃えてくれれば、教育は前に進むんですよ。」
と、大きな声で社会に発信したくなりました。
先生以外の成功要因
そして、
サポートしてくださった学生ボランティアさんたちも大きな成功要因です。
子どもたちのログイン作業、PC操作を
支えてくださいました。
教育委員会からは、
「高学年が低学年の操作をサポートする」
と、いう案をいただいていましたが、
校内体制として、それは実行しにくかったので、
学生さんに大活躍いただきました!
次週は、TEAMS体験授業週間です。
その様子は、追って報告します。
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