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ZOOM、TEAMS体験授業 全クラス実施に向けて

寒くなってきて、コロナ感染症が拡大の傾向にあります。
私が住んでいる近くでも、
こども園が休園になりました。
勤務校の周りでも、
休校になった学校が増えてきました。
 
「ZOOM」「TEAMS」ともに、
休校中の子どもたちに情報を届けるために便利な道具ですから、
使わない手はありません。
使えるのと、使えないのでは、天と地ほどの差が明確に見えます。
 
しかし、本校では、「ZOOMと、TEAMSの体験」を
まだ子どもたちに提供できていません。
学校が唯一の情報源で、
学校からの情報提供を必要としている子どもたちのためには必要な体験です。
(私的教育機関でこれらを活用し、
家庭の支援を十分に得られる子どもたちには、
学校での体験は必要ないでしょうけど、、、)
これ、分かっていたのに、なかなか手をつけられていませんでした。
 
なぜかって?理由は3つあります。

学校事情① 人

全クラスで実施となると、
学級担任生をとっている小学校では、
全ての先生に(苦手な先生にも)
授業をしてもらわなければ、ならないからです。
私が各クラス回るという手もありますが、、、、
私も担任を持っているので、
20時間以上も教室を開けることは、できるだけ避けたいです。

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ZOOMは、休校中の研修と、様々な場面での活用実績から、
認知は上がっています。
やることも、やれることも明確に見えています。
だから、先生たちは、「あれね、オッケー」という感じで見てくれています。 
一方、TEAMSは少し事情が違います。
そもそも、先生たちは、TEAMSを触る機会がなく、
TEAMSってなに?というところから始める必要があります。
「触ったことないからわからない!」を回避するために、
 ①触ってもらうための研修を実施(3回分)
  →任意研修で、
           忙しかった時期と重なったため、参加率は低く、
      全体としての認知度は上がっていません。
 ②無料で公開されているMSが作成している動画の紹介
  →なかなか見てもらえている実感はありません。

うーん。

学校事情② 私

提案を文書にする優先順が下がっていました。
6年生に一人1台を届けるためのタブレットの準備(約110台)で
手一杯でした。
担任業務、校内雑務をこなした上に、
GIGAスクール準備をしているので、
これに使える時間は1日に1時間もありません。

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学校全体の機運が上がってきている今、
単純作業は、チームで分担できるようになってきました!
「みんなで、やろうや!」
と、声をかけてくださる先生が増えてきました。
とはいえ、ICTに関する各種設定や、書面作成は淡々と行うしかなく、
どんどん時間が削られていました。

学校事情③ 休校時のプラン

おおよそのイメージ(だれがどのように進めるか)は共有できていました。
具体的に「なにを使って進めるか」は、
書面になっておらず、決めていませんでした。

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イメージを言語化し、管理職に共有したら、
一気に話が前に進みました。
「なんとなく」「分かってくれているだろう」
「管理職が考えてくれているだろう」
では、後回しになることがわかりました。

体験を実施するために
本当に当初の計画通りでいいのだろうか?

6年生のタブレット配布が落ち着いたところで、
校内にある残りのタブレット配分練り直しました。
「残りのタブレットを有効活用する方法は何か、、、、」
と考えた結果、
配分予定がなかった、1−4年生にも体験を提供する必要があると、
明確に見えてきました!
そして、以下のように、配分計画を立てました。
(そもそも1度に納入があれば、こんなことも必要ないんですが、、、笑)

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体験授業実施に向けて、情報教育部が動き始める

体験授業の内容を決めるべく、情報教育部が集まりました。
校内のICTが得意な先生の集まりです。
皆さん若くて、行動力があって、頼もしいです。
 
この様子は、別記事で。

#GIGA #考えを言語化する #学校事情 #全クラス実施 #ZOOM体験授業 #TEAMS体験授業


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