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道徳 いじめ予防

昨日、参観日でした。
人権に関するテーマでやってほしいとのことだったので、
「いじめ予防」の授業をしました。
とても大切なテーマだけど、
教員としては、とても神経をすり減らすテーマです。

授業の準備

題材として、
「すいたGRE・ENスクールプロジェクト」を採用することにしました。
日本の学校教育は、何かが起こった後に対処する事後処理型になっていることが多いです。しかし、今回は、いじめが起こっているからこのような授業を準備したのではありません。
「すいたGRE・ENスクールプロジェクト」を用いた今回の授業は、いじめを予防するために、子どもたちの認知を変えようとした事前予防型の授業です。


まず、
たくさんある動画の中から、
今、子どもたちと共通認識を形成しておくことは何かを検討し、
学習指導案の作成を行いました。


そして、
実際の授業を作るために、
教室で、黒板を目の前に、学年の先生とあれやこれやと討論しました。
授業後の3時半から、日が沈むくらいまで話しました。


授業準備というとり、
学年の先生が経験したいじめに関する話を聞きながら、
自分の過去を考えたり、話したりする時間になりました。
ちょっと掘り下げすぎたせいか、
自分の過去に関するパンドラの箱を
自分で開けてしまったようで、頭が混乱状態に陥っていました。
教員という仕事が感情労働であると言われる所以かもしれません。
まだ、山のように仕事が残っていた状態だったので、
困ってしまいました。

授業を終えて

何がともあれ、
無事に、そして学びのある時間にできたようで、ホッとしています。
自分も一皮ぷるっとむけたようで、
また、前を向いて頑張れそうです。

「すいたGRE・ENスクールプロジェクト」
とてもいい教材だと思いますので、
ぜひ、覗いてみてください!

今回、使用した指導案(本時部分のみ)をこちらに置いておきます。


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