■大切にすべきものは命格である

一回一回の人生において、名前も違い、性格も違い、環境も違い、演じるドラマの内容も違っておりますが、常に幸せでありたいと願いは変わっていないと思います。でも生命核(魂)から見れば、登場人物の幸せなど、どうでも良いのです。なぜなら、登場人物はその人生における演技者にしか過ぎないからです。登場人物と人格は別物なのです。

登場人物は今生限りの存在ですが、人格は 宇宙生命に帰るまで持ち続けられるものです。ですから正しくは人格を「命格」と記すべきでしょう。

この度の人生は、
「幸せだったか?不幸だったか?」では無いのです。
「長命だったか?短命だったか?」では無いのです。
「何を成し遂げたのか?成し遂げられなかったのか?」では無いのです。
「世に名声をとどろかせたか?とどろかせなかったか?」では無いのです。

「どれほど魂を揺さぶる人生を送ったか?!」
「どれほど本当の自分を知り得たか?!」です。

だからどんなにつまらない人生でも、それが魂に実をもたらすものなら大成功です。勿論、どんな 人生にも必ず実はあるものです。ただ無自覚のまま人生を送るのと自覚を持って送るのとは月とスッポンの差がありますので、できるだけ人生の意味を知る必要があるのです。

人生の意味を知ったものは、決して無為な人生を送る事はしません。必ず充実した人生を送るはずです。この際ぜひ人生の意味を知ってください。

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