【マナシェア中目黒・三軒茶屋】シェアハウスを始めた理由 その②
ひとの幸せとは何か?
40歳も過ぎ、そろそろ会社を卒業せねばと考えていた時に出会ったのが、リンダグラットンの「ワーク・シフト」という本でした。(その後、「ライフ・シフト」もベストセラーになりましたね)
その本には、これからは今までの働き方や生き方に大きなパラダイムシフト(※1)が起こる、個人がいままでの資本主義を追い求めただけでは幸せになれない、充実した人生は送れないということが書かれていました。
※パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的に、もしくは劇的に変化すること
世界中の人々の健康寿命はどんどん伸びていき、人生100年時代が当たり前にくるらしい。
しかもここは長寿世界1位を誇る日本!
で、我が家は長生き家系っぽい。。
親世代とは違って年金だけでは生きていけなくなるのに、終身雇用は崩壊していく。。
私には旦那さんも子供もいない。ひとりぽっち。。
さて、どうしよう
そんな中、今度は「人の幸せとは何か?」「人生を幸せにするのは何か?」をテーマとしたTEDという番組を見ました。
ハーバード大学の研究チームが75年間724人の方の人生を追い、「人を幸福にするのは何か」を追跡し続けた番組です。
結論は『人を幸福にするのは、いい人間関係』
資産や名声、贅沢なくらし。。なんてことではなく、私たちを幸福にするのは『いい人間関係に尽きる』という研究結果でした。
家族・友達・コミュニティと深く繋がっている人ほど幸せで長生きだったそうです。
わたしの幸せとは何か
TEDを一緒に見ていたシングル&バツイチ仲間の私たちは思わず、「だよね~」とめちゃくちゃ納得してしまった訳です。
「ひとりでお金があんまりなくても、みんなで助け合えばなんとかなるんじゃない?」
「私たちアロマセラピストだし、お互いにマッサージしあえばタダ!」
「1日1回バラ風呂に入って、美しく華麗に死にたいよね~」
➡じゃ みんなで一緒に住もう!!
これが私がシェアハウスをやりたい!と思った一番最初の動機でした。
そして友達とシェアハウスについて話したり調べたりしていくうちに、
「私たちみたいに考える人、結構いるかも。。」と気づきました。
早速ネットで国税調査の結果を見てみると。。
「生涯未婚率は、2020年には男性で約26%、女性で約17%、2030年には男性で約30%、女性で約23%になる見通し」
「2020年には高齢者世帯の約1/3が単身世帯となり、全世帯の13%
(8世帯に1世帯)が高齢単身世帯となる見通し」
と書かれていました。
私たちは当初『自分たちが住むシェアハウスを作りたい!』と思っていたのですが、『「それいいね」と思ってくれる人が他にもいるなら、一緒にチャレンジしていけるシェアハウスを作っていきたいね」と思うようになっていきました。
☆明日は「シェアハウスを始めた理由 その③」を書きたいと思います。
https://www.hituji.jp/comret/info/tokyo/meguro/mana-share-nakameguro