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【マナシェア中目黒・三軒茶屋】シェアハウスのレシピ⑭『ハウスルールの作り方』

 シェアハウスの内見に来られる方に「こちらのシェアハウスにはどんなルールがありますか?」とよく尋ねられます。

シェアハウスによってルールというか決まり事はそれぞれですが、主には暮らしのマナーに関することが多いようです。
例えば。。

・電話は0時まで

・お風呂は追い炊きでお湯張りは1日1回まで

・靴は玄関に置かずに必ず靴棚へ

・キッチンの水切りカゴには食器を置かない

などなど。

みんなが気持ちよく暮らすための工夫や住人間でトラブルになりやすいことが、それぞれルール化されています。

マナシェアの場合

 マナシェアの場合、今はコロナ感染防止のためいくつか生活習慣やお掃除についての決まりが追加されましたが、基本的にはルールは1つです。

「挨拶をしなくなったら退去して頂く」

これが『マナシェア中目黒』『マナシェア三軒茶屋』共通のベースルールです。

シェアハウスに住む方の動機はそれぞれで、「一人暮らしより家賃が安い」「家具や家電を買わなくて済む」「気軽に引っ越せる」という物理的な理由でシェア暮らしを選択される方も多くいらっしゃいます。

それはそれでよいのですが、マナシェアは小さなリノベ一軒家。
キッチン・トイレ・お風呂といった水回りは共有なので、会話をしない訳にはいきません。
もちろん仲良くならなくてはならない・友達のように接しなければならない訳でもありません。でも挨拶はどんな関係性であれマスト。
会社も同じだと思うのですが、挨拶は人が集まる場に入っていく時のマナーであり、コミュニケーションの入り口です。

「おはよう」という言葉に「今日も元気~?」「う~ん ぼちぼち~あなたは?」みたいなお互いへの気遣いが含まれていたり、相手を承認した証という面もあるかと思っています。
その挨拶をしなくなる(無視)=お互いの存在を受け入れていない状況でシェア暮らしをするのはお互いにかなりのストレスですし、周囲の方々も必要以上に気を遣ってしまうことになります。

住人Nさんは以前「ありがとう、ごめんなさいはその都度口に出して伝えるようにしています。その会話の中からお互いさまとか相手への感謝の気持ちが深まっていく感じがします」と話してくれたことがありました。
当たり前・簡単なようですが、夫婦間でもこれが言えなくて関係性が悪化していくお話はよく聞きます。思っているだけじゃなくて、その都度相手にきちんと伝えてくって意識しないとできなかったりしますよね。

挨拶を交わす→小さな会話を交わす→お互いを知るというプロセスの繰り返しで、少しずつ信頼が生まれていくので時間はかかります。
価値観の違った他人と一緒に住むのは一人暮らしや家族と住むよりかなり難易度が高いんじゃないかと思っています。
ただその分、自分の気持ちや考えを自ずと見直さざるを得なくなったり、他の人との距離の取り方が上手になったりもします。

ルールを作ればラクですが、たくさん作れば作る程そのルールの奴隷となり、「ルールを守っているか・否か」のゼロイチ判断になってしまいます。そんな暮らしはひどく窮屈。
自分たちで対話しながら、なんとなくルールっぽいものが自然と出来て生活のリズムになっていく。。この感じっていいな~と住人さん達にいつも感謝しています。

☆シェアハウスのレシピは一旦ここで終わりにして、明日からはまた単発トピックをお伝えしていきます。

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