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オーストラリアの泥棒対策【鍵をかけましょう】

家の郵便ポストにこんな手紙が入っていた。

CRIME ALERT(犯罪警報)

集合住宅に泥棒・空き巣が増えてるから気を付けてほしいと。

私のアパートは全面オートロック。

玄関と駐車場にも鍵がかかってるのはもちろん、エレベーターを動かすのにも鍵が必要である。そして自分が持っている鍵では自分の階と地上階にしかエレベーターを止めることができない。

だから誰かが私の部屋に泥棒に来ようと思ったら、
① アパートの玄関の鍵
② エレベーターの鍵
③ 家のドアの鍵
の3つを突破しなきゃいけなくなる。

でもこのアパートの玄関、誰かが出てきた瞬間に入ったら入れちゃうし、誰かと一緒にエレベーターに乗ったら知らない階にも降りることができる。

駐車場だって出庫する車を見計らったら入れちゃうしね。

でもちょっと待って、この警察の手紙…
「閉まってても施錠されていないドア・窓から侵入され、金品を奪われている」

って書いてある。

えええええ!!!?
そら扉に鍵かけてなかったら空き巣入るで!!?
車も鍵かけや?

東大阪で育った人なら誰でも知っている、家の鍵は二重、自転車の鍵も二重やで?

オーストラリアの人はちょっと安全意識が低いのかなと思ってしまった。

海外の治安悪い地域のエピソードを

私が今まで訪れた国の中で、圧倒的に危険度が高かったのはブラジル。

ブラジルの家は必ず玄関に鉄格子のような頑丈な門扉があり、玄関ももちろんしっかり施錠できる。

ブラジルで友達が運転する車に乗っていた時、夜になると友達が信号無視を始めたのでびっくりした。

「今赤だったよね!?」と言うと、

「赤だからといって停まるほうがブラジルでは危険。運転席にも助手席にも若い女性が乗っていると分かったら、窓ガラス割って入ってくる男もいる」

と言うのでめちゃくちゃ怖かった。

交差点の赤信号でついに停車すると、明らかに様子のおかしいおばあちゃんが車に寄ってきて、勝手にフロントガラスを掃除し始めた。

私は怖かったけど友達は「たぶんドラッグのやりすぎでお金がないんだろう。洗車して小銭がほしいみたい」と言って、怖がっている様子はなかった。「女性ひとりだから大丈夫でしょ」と。

友達は運転中、前後左右変な車に囲まれたこともあったらしい。お父さんとお母さんがその子に短いスカートを禁止したり、20歳を超えてるのに門限をつけたりしているのが「過保護だなあ」と思っていたけど、こんな治安なら仕方ないのかもしれない。

オーストラリアの普通の地域では、家のドアと窓には鍵をかけて、夜中に出歩かないようにしていれば変な被害はなさそう。みなさんも危ない地域に行く時はお気をつけて。




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