心と身体の健康は食事でつくられる。【堀江発酵堂】
自然食品が買えてマクロビのお食事もできるお店が堀江にあると、通っている料理教室の友人に聞いた。
ベジタリアンで、オーガニック食品に目がない私。さっそく友人と一緒にランチをいただいてきた。
堀江発酵堂
2021年11月にオープンしたオーガニックカフェ「堀江発酵堂」。
マクロビ×発酵食ヴィーガン対応で、お店ではお食事、お惣菜のテイクアウト、自然食品の販売がある。
マクロビ×発酵食
堀江発酵堂のお料理はマクロビが基になっており、発酵食品、玄米、野菜を中心とした食事から身体の調子を整えるというもの。
定食は全7種類あり、1,280～1,830円。
動物性不使用のメニューには「PLANT BASED」のマークがあり、ヴィーガンやベジタリアンの人も安心して楽しめる。
お肉が食べたい人には唐揚げ、お魚が食べたい人にはアジのフライと、選択肢が広い。ベジとノンベジの人が一緒に食事を楽しめる場所となっている。
テイクアウトも充実している。
曲げわっぱは5,500円に曲げわっぱとお弁当が含まれ、2回目からは購入した曲げわっぱをもっていけば1,500円でお弁当を入れてもらえる。
曲げわっぱではないテイクアウトの場合も、サステナブルな容器が使われている。
お料理の食材だけでなく、あらゆる素材にも気配りが効いているのがサステナブル志向の私たちには嬉しい。
美腸活マクロビ定食、ココナツクリームアイス
日によって内容が変わる美腸活マクロビ定食。今日のメインは野菜の揚げびたしだった。
発芽玄米にごま塩、根菜の豆乳マヨネーズ和え、夏野菜の糠漬け、豆腐と大根のお味噌汁などなど。メインの揚げびたしは質のよい油で揚がっているため全然油っぽさを感じず、後味もすっきりしていた。夏バテにもよさそうだ。
メインから海苔まですべてオーガニック素材で揃っているのにこの値段、この品数。味付けがやさしいのに、力のある素材のおかげでしっかり満腹になる。
「誰もが安心してからだが喜ぶものを気軽に食べられる。そんなお店になれば良いな」というオーナー稲田さんの想いが、ひとつの定食から伝わってくる。
デザートもすべてヴィーガン対応なのが素晴らしい。
今日いただいたのはアイス。ココナツクリーム、数種類のベリーが入っている。ココナツは陰性で身体を冷やす働きがあるが、陽性の葛を入れることで陰になりすぎないよう工夫しているとのこと。
乳製品不使用でもココナツクリームの甘味、葛のとろみが効いて満足感のあるデザートだった。
今日は売り切れだったが、よもぎとスギナのパウンドケーキがとても気になった。スギナは鉄分が豊富に含まれる魔法の野草。野草でケーキを作るなんて、斬新！次回はぜひ食べてみたい。
安全で健康な食への想い
食事の前には店員さんがすべてのメニューを丁寧に解説してくださるので、マクロビを基にした薬膳教室に通っている私たちはとても勉強になる。
オーナーの稲田さんは、マクロビの祖であるリマクッキングスクールなどさまざまなスクールで自然食を学ばれたそう。
稲田さんも、お話してくださったスタッフさんも小さな子を持つ母。子どもを持つときになって、本当に安全な食べ物を探そうとするとなかなか無い。すべての人が自然な食事を楽しめるところを作るべきだ、とお店を開いたそうだ。
お店にはお料理を学びながら働いているスタッフさんもいて、お互いに知識を共有しながら学びあっているそう。
「私は学校にも行ってないし、まだまだなんですけどね」と謙遜する店員さんだって、私の食事についての質問には迷いなく丁寧に答えてくださった。何よりも「元々自然食が好きで、このお店がオープンするときに、私、働きたい！と思って、嬉しくて…」とおっしゃるその姿がとても素敵で、私まで嬉しかった。
オーナーをはじめ、食べ物への強い想いを持った方たちが作っているお店。だからこそ充実したメニューが楽しめるのだし、お店に素敵な空気が流れているのだと感じられた。
堀江発酵堂情報
季節の変わり目、疲れが溜まったとき、なんとなく体調がすぐれないとき、現代人は栄養ドリンクや薬に頼ってしまう。
でも、口から入って身体を作っているものは、薬の前に食事。エナジードリンクは体力の前借り。本当に身体を整え、健やかな人生を手に入れるために、堀江発酵堂の食事を利用するのもいいかもしれない。
営業時間 11:00～19:00
私が13時過ぎに訪れたときは空席がありました。昼過ぎがねらい目かも。
〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1-15-17
近鉄難波線、阪神なんば線「大阪難波駅」26-C出口より徒歩6分
定休日なし
※ただし時々お休み。Instagramで告知されています
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