13歳の地政学を読んで
分かりやすくてサクサク読めた。
改めて、わたしの知識レベルって、、、相当やばいなと痛感する。
地政学とはなんぞ?を知らず言うのもなんだが、半分以上歴史的要素。
歴史ほんとに頭に入ってない私にとっては致命的。
でも、今まで戦争なんてなんであるんだとか、戦争は無くせるとか、その程度にしか考えてなかった意識は少し正されたかな。
戦争の勝ち負けはその後の国の行く末、世界における国の立ち位置、国における指導者の求心力に大きく影響していること。
やはり、戦争は良くない 以上全く掘り下げなかった私は生まれ育った環境上、お気楽平和ボケでしかない。
領土はぼーっとしてたら取られるから、攻めいられないように必死。いくら領土を拡大しても、最強の国に負けないようにするためには不安でさらなる行動に出てしまう。
戦争になってない国は、各国が戦争になっても自分たちもかなりの損害を被らないと勝てないと他国にわからせようと武装することでパワーバランスができ、その上になんとか成り立って今という一時期を平和に凌げているだけなのか。
あとは。世界中の人は生まれ育った環境が違い過ぎて、価値観も本当にバラバラで同じ意見を持てる訳ないなと。月並みな言葉だが改めて実感した。
日常生活で出会う日本人たちとの狭い人間関係でもそうだが、国を超えてとなると次元違い、桁違いの価値観の差があるだろうと、この本で世界スケールの視点に立って改めて感じた。
庶民的観点では文化的交流のハードルも低く、地理的にも近い韓国でさえも、おそらく価値観は全然違うのだろうと感じた。これまでの歴史上事象をどう教えられ、捉えてきたかも大きく影響すると思う。
同じ事象でも、立場によって見え方は全然違う。
それは今世界で起きている事をニュースで見るだけでも感じ取れる事。そもそも、違う国では同じ言い方の報道がされてるわけじゃない。
今起きてることは、これまで明らかに片方の独裁者が悪いって思ってそれ以上考えることをしなかったけど、今回の本のおかげで一瞬捉え直すことが出来た。
(正しいかどうかは全く別として)この悪だと思ってた人は正当化じゃなく、もしかして本当に自国のためを思って必死になっている気持ちで一連の事を起こしているのか?と。
長くなったが、世界の人間は本当に多種多様で、互いに信じられないような価値観で生きてる状況はありふれているんだ、それが当たり前なんだと言う事を、固定観念を少し取り崩してその上にインプットできた感じ。
この自分の言語化能力の低さにびっくりするが、まぁとりあえず言いたいことを書き切った気がするので終わり。
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