見出し画像

【本の紹介】自分と人生に向き合うとき、あたたかいご飯と心に効く言葉を。

最近、友人から
「人生でワクワクを取りに行くためにしていることはある?」

と聞かれました。


その話の前置きとしては、人生わくわくして過ごしたいよねとか、迷ったときはわくわくする方へいこうとか、そんな話をしていたんだと思います。笑


私にとって、わくわくを"取りに行く”という感覚がとても新鮮だったのですがその時こう答えました。

「特にしていることはない。でも、自分の好きと心地よいを生きていたいと思っていることと、人生のうち自分が積み重ねてきた”こうでなくてはならない”を一つ一つ削っていくことをしようと生きている」

身体的にハードだったときは休んだり、ご飯をいつもよりしっかり食べたり、パックしてみたりして癒される~なんてことを取り入れます。

また、いろいろ考えたり気を使ったり、心がちょっと疲れたなぁと思うときは言わずもがな、わくわくする!とはなりません。
そんなとき私は本を読んだり、癒される音楽を聴いたり、自然の景色がみれるところに行ってぼーっとしたり、自分の心地よいことをひたすらします。
そうすると心が疲労を溶かし元気がふつふつと湧いてきます。
そして、わくわくした気持ちで世界をみることができるようになります。


人によって何にわくわくするかは当然違うと思いますが、私にとってのわくわくは、日常のいろんなところに散らばっているひとつひとつは小さなものでした。でもそれに気づけるかで自分のみる世界のわくわく度は変わってきます。


だから、私が友人に答えたことは少し外れていて

”わくわくする気持ちやフィルターを保つためにしていること”だったんだなあと。


そんな前置きを経て私が今回ご紹介したいのは、

ふらっとこの夜食カフェに訪れた方々の人生。そこに言葉や思いとともに添えられるおいしいご飯。


自分に向き合ったり自分のことを知ろうとしたりすることはなかなかエネルギーがいりますよね。
でも、自分の心地よさや自分だけのフィルターをみつけると、自分の世界がもっと愛おしくなります。

秋も深まってきたこの頃、あったかいご飯が食べたくなる、そして物思いに耽りそうな夜、店主の言葉が心に効くそんな大好きな素敵な話です。

あなたは、どんなことにわくわくしますか?
自分の心を心地よく生きるためにどんなことをしていますか?
そして友の言葉を借りるなら、わくわくを取りに行くために何かしていることはありますか?


『でも、あなた、さっき、自分の見てきたものは錯覚だったんじゃないかって言ってたけどね、世の中なんて、元々全部、その人の錯覚なんじゃないの?
あたしたちはどの道、自分の眼を通してしか、物事を見ることができないじゃない。』

『新しい鍋で作っても、使い込んだ鍋で作っても、味なんて変わらない、それこそ錯覚だと言う人は大勢いるでしょうよ。でもね……
あたしは、そういうのって、とっても大事なことだと思ってる。』
                  マカン・マランより 著:古内一絵





                                kana
※このnoteはmana&kanaの共同です。投稿の最後に投稿者の名前を書いています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?