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【徒然日記】初心

【世界一周まであと〇〇日】


今日は先輩と昼休みに海外や今している英語の勉強について話をしました。先輩はすでにフィリピン留学やドイツでボランティアをした経験があり、話を聞くと、世界が広がってとてもワクワクします。

職場の先輩と話をするときって、どうしても仕事の話や職場の人の話になってしまうことが多いです。それが共通点なので仕方のないことで当たり前のことなのかもしれないけれど、何かワクワクできるような未来や趣味、スケールの大きい話ができるっていいなって思いました。たった1時間もない昼休憩でしたが、とても充実した時間になりました。


最近は毎日残業続きで、コロナになり海外旅行にも行けていないのでなんだか遠く忘れていた海外でしたが、また行きたいなって心のワクワクを取り戻すことができた気がします。

忘れていた気持ちで思い出したことがもう一つあります。


私は看護師をしていますが、看護学生の時は患者に寄り添った看護や相手の立場に立って考えるなど色々思い描いていた看護観がありました。でも、今やっている看護は私の思い描いたような看護とは全く違う気がします。忙しいというのが言い訳なのは分かっていますが、毎日業務業務業務で、患者さんとパソコンとどっちと向き合っているのだろうと思う時があります。毎日記録と業務におわれて、いかに早く終わらせるかばっかりを極めています。

患者さんの話を全然ちゃんと聞けていないんです。聞いているふりになっています。ベッドの横でしゃがんで目線を合わせて聞いているようで、頭の中では全く別のことを考えているんです。

今まで色んな患者さんに出会いました。色んな思いを抱えている人がいます。それなのに、私はいったいどれくらい寄り添うことができているのだろうと、思います。

今日、カテーテル治療を控えた患者さんから「あなたのおけげで本当に気持ちが楽になった。本当にありがとう。これはほんの気持ちだから。」と品を渡されたんです。しっかりお断りしました。気持ちだけで十分ですと。ただ、何度も何度も本当になにかお礼がしたいの。受け取ってくれないと困ると言われました。私としては受け取れない理由は病院の決まりだからということだけではなかったんです。これを受け取るほどの看護をしていないからという気持ちもあったんです。素晴らしい看護をしたら、頂いて良いというわけではないと思いますが、自分の中で全然良い看護ができた気がしていなかったのに、とても感謝されて私としては全然腑に落ちなかったんです。

あー私は話を聞いているふりだけどんどん上手くなってしまったんだな。と思いました。

今日のことを忘れずに、もっとちゃんと初心に戻って ”看護” しようって思いました。


mana

※このnoteはmana&kanaの共同です。投稿の最後に投稿者の名前を書いています。

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