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少ないマイルでも楽しめる!お得にマイルを使う方法3選~ANA編~

新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行し、外出制限がなくなったことで航空業界は数年ぶりの賑わいをみせています。
久しぶりに飛行機を利用して、旅行される方も多いのではないでしょうか。

飛行機に搭乗すると「マイル」が貯まることをご存じですか?
この「マイル」はポイントのようなもので、貯まったマイル数に応じて、無料の特典航空券や商品などに交換することができます。

航空会社に8年勤めていた私が、少ないマイル数でも、お得に使う方法について紹介します!
すでにANAのマイルを貯めている方も、これから貯めたいなと思っている方も、この記事を読んで、マイルを無駄にすることなく有効活用してみてくださいね。


まずはANAのマイルの基礎を知ろう

マイルの活用方法を知る前に、まずはマイルを貯めるために必要な基礎知識を紹介します!

【マイルの貯め方】
・マイルを貯めるために、まずは「ANAマイレージクラブ」の会員になります。ANAマイレージクラブカード(デジタルカード含む)、クレジット機能付きANAカード(有料)、ANAマイレージクラブアプリなどが必要です。

・フライトだけではなく、提携ホテルに宿泊、ANA FESTAでお土産を購入するなど、提携店舗を利用することでも貯められます。

・フライトでマイルを貯める場合、搭乗日にマイレージクラブ会員になっていなくても、事後登録が可能です。

【マイルの種類・有効期限】
・マイルには「通常マイル」と「期間限定マイル」があります。

・フライトや提携ホテルを利用して貯まった「通常マイル」の有効期限は、マイル口座に積算された月から36カ月後の月末まで。キャンペーンなどで獲得した「期間限定マイル」は、キャンペーンにより有効期限が異なります。

貯めたマイルはなにに使えるの?

マイル数に応じて無料の特典航空券に交換したり、座席のアップグレードをしたりすることができます。
フライトを利用しない場合には、楽天ポイントやオンラインショッピングの商品などと交換することも可能です。

ANAマイレージクラブは、もともと頻繁に飛行機を利用するお客さま向けに生まれたプログラム。
そのため、貯まったマイルを無料の特典航空券に交換できる点が大きな特徴ですが、特典航空券に交換するには、ある程度のマイル数が必要になります。

(例)航空券とホテルがセットになっているツアーを利用して、【東京⇔沖縄】を往復で搭乗した場合
ツアーの多くは、割引率の高い運賃を利用するため、マイルの積算率は低くなります。
【東京⇔沖縄】を割引率の高い運賃(例:区間基本マイルの50%が積算される運賃)で利用した場合、片道492マイル、往復で984マイルが貯まります。
マイルを特典航空券に交換する場合、最低でも5,000マイルが必要です。
詳細はANAウェブサイトをご確認ください。
ANAウェブサイト:国内線フライトマイルの積算条件

でも、せっかく旅行で貯めたマイルを有効に使いたいですよね。
ANAでは、なんと1マイルからでも使うことができるのです!


少ないマイルでもお得に使う方法3選

1.ANA SKY コイン【航空券・ツアー商品の支払いに利用する】

「ANA SKY コイン」は、ANAのウェブサイトで、国内線・国際線航空券、国内・海外ツアーの旅行商品の支払いに利用できる電子クーポンです。

1マイルを1コインに交換することができ、10コイン=10円単位で航空券・ツアー商品の支払いに充当することができます。
差額はクレジットカードで支払いができるので、少額のマイルでも無駄にせず利用できるのがうれしいですね。
しかもコインを使って購入した航空券・ツアー商品でも、フライトでまたマイルを貯めることができるのです!

マイルから交換したコインの有効期間は、交換月より12カ月目の末日までとなります。
「もうすぐマイルの有効期限がきれそう!」というときには、コインに交換だけしておくのがおすすめ。
そこから12カ月以内に航空券やツアー商品の申し込みをすれば、マイルもコインも無駄にせずご利用できます。

マイルを所持している会員本人が利用しない場合には、事前にANAのウェブサイトで「特典利用者登録」をしましょう。
2親等以内の親族であれば、航空券やツアーを利用することができます。
ANAウェブサイト:ANA SKY コイン

2.ANAトラベラーズホテル【ホテルの支払いに利用する】

「ANAトラベラーズホテル」は、ANAが厳選した全国各地にあるホテルのことです。
1マイル=1円としてマイルをホテルの宿泊代金の支払いに充当することができます。

ホテルは空港のある都市だけではなく、箱根や伊勢志摩、金沢などのエリアにも続々と拡大しています。
リゾートホテルから温泉旅館、リーズナブルなビジネスホテルまで4,500軒以上の宿泊施設がカバーされているので、予算や目的に合わせて選べるのがポイント。

飛行機を利用してマイルを貯め、そのマイルで近場の温泉やホテルでリフレッシュするのはいかがでしょうか。
マイルを支払いにあてることで、ホテルのグレードを上げたり、ちょっとリッチな食事を楽しんだりしてみてくださいね。
ANAウェブサイト:ANAトラベラーズホテル

3.ANAショッピングA-style【商品購入の支払いに利用する】

とうぶん次の旅行の予定がない......という方には、オンラインショッピングで商品を購入できる「ANAショッピング A-style」がおすすめ!
トラベルアイテムから、ファッション、家電、旬の果物やワインなどの食料品まで、幅広い商品を取り扱っており、1マイル=1円として支払いに充当できます。

また、ANAオリジナル商品を取り扱っているのもポイント。
人気ブランドとコラボレーションしたANAロゴ入り商品や、機内サービス用品など、ここでしか手に入らないアイテムもたくさんあります。
グルメやワインなども充実しているので、贈りものにもおすすめです。
ANAウェブサイト:ANAショッピング A-style

まとめ

ANAのマイルは、1マイルからでも利用できるのが魅力的です。

マイルの有効期限は「マイル口座に積算された月から36カ月後の月末まで」なので、急いで使う必要はありません。
フライトやホテルを利用する機会がなければ、そのまま次の旅行までマイルを貯めておいて、さらに多くの選択肢から特典を選ぶこともできます。

ANAのマイレージの魅力は、フライトはもちろんのこと、飛行機を利用しなくても、日常生活のなかでマイルを貯められること。
そして貯まったマイルは、ホテルでの利用や提携ポイントへの交換、オンラインショッピングでの利用など、交換できる選択肢が多いことです。
ぜひライフスタイルにあわせたマイルの貯め方・使い方を探してみてくださいね。
ANAウェブサイト:マイルを貯める
ANAウェブサイト:マイルを使う


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