【新刊】アメリカ衰退の元凶バラク・オバマの正体 2023/9/23西森マリー (著)感想

オランダ人の父、日本人の母をもち、テキサス州在住、イスラム教徒であるジャーナリストの西森マリー氏の新刊『アメリカ衰退の元凶バラク・オバマの正体 カバールの「グラディオ作戦」徹底検証』(副島隆彦氏 監修)の感想です。

最近、オバマ氏と過去に肉体関係を持った”男性”のインタビュー動画が公開され、再び話題(日本で報道されているかは不明)のオバマ元大統領についての疑惑の証拠を丁寧にまとめた本です。有名なのは、アメリカ生まれではない疑惑(アメリカ大統領になる資格が無い)、オバマ婦人が元男性疑惑、でしょうか。

私の考えは、オバマはグローバリスト側の人間でグローバリスト側の政策を実行してきた、つまり、庶民というか大多数の国民”以外”の利益を追求した大統領という認識ですので、この本はおおむね同意しますが、どれが事実でどれが不確定情報なのかは私には分かりません。
この本の素晴らしいところは、ソースをHPで纏めており簡単にアクセスできるようにしているところです。興味がある方はぜひ確認してみてください。(本を買っていなくてもソース一覧は参照できますが、是非本を買い、読んだ後に見てください)

疑問点
私がこの本を読みながら感じた疑問は、オバマは学生のころから問題児だったがカバールの推薦で大統領になったという事について、何故わざわざ問題児を選ぶ必要があるのか、という事でした。これについては、オバマは人を騙す(嘘をつく)能力が非常に高いからという理解をしましたが、そうであれば、人を騙す人材が豊富でない(人材豊富であれば、問題児を選ぶ必要無い)わけで、カバールという大組織の規模感を合わないと感じています。

西森マリー氏の本を初めて読む方には、前作「カバール解体大作戦」がオススメです。

トランプ大統領のデボリューション(権限委譲説、要はトランプはまだ大統領である論)をまとめた本ですが、設定を練った小説のようで、読み物として面白いです。また、最後の副島隆彦氏との対談が秀逸です。
別記事でもちょっと触れています


参考
第6章 で取り上げられている ユーゴスラヴィア紛争 については、高木徹氏の「戦争広告代理店」が興味深いので、オススメします。

また、同じく6章で扱っている映画「サウンド・オブ・フリーダム」について、本書の内容とは外れますが映画自体の感想として、私は、問題解決になっていないのだが、人身売買を映画化した、という事で盛り上がっているのかなぁ、程度に考えていましたが、良く纏められた記事がありましたので、リンクを貼ります。

日本で公開される日は来るでしょうか。。




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