東京の休日 #95 〜オーベルジュドリル:麗しの館でアルザス流フレンチを愉しみました〜
ヨーロッパの貴族の館を思わせる
「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」。
六本木の喧騒を忘れさせてくれる
麗しのレストランでした。
穏やかな光さす
待合のお部屋も
お食事をいただけるフロアも
すべてが優雅で。
舞踏会へやってきたような気分♡
と階段をおりながら心躍らせてしまいました。
さて、今回選んだコースは
Le Menu d’ Alsace。
フランスへ旅した時に好きになった
「アルザス地方」のお料理をいただける
ことが愉しみで仕方ありませんでした。
(お写真はアルザス地方の街、コルマールの風景です。)
実は、こちらの本店は
アルザス地方の村、イローゼンにあるのですが
ミシュランの三つ星を獲得しているのです。
そのお味を東京で堪能できるなんて
なんと贅沢なことでしょう。
まず、乾杯に
苺のノンアルコールカクテルを。
アミューズには
アルザスを訪れた時にいただいた
「タルト」が出てきました。
手前の丸いピザ。
思い出の味をいただけて嬉しかったです。
前菜は、
フォアグラのフランとサツマイモのクネル
アルザスの名産品のフォアグラは
旅の中でもいただきました。
鳥取県産猪のプレスコフ 西洋ゴボウのスープ
そば粉のパンケーキ添え
ゴボウの香りがとっても豊かで。
こうした身近な食材の
新たな魅力を発見できることは
レストランでのお食事の醍醐味ですよね。
シャラン鴨胸肉のロティと腿肉のクロケット パンデピス風味
赤キャベツのピューレ イチジクのソース
又は
真鱈のポシェ シェリーの香る下仁田ネギのエチュべ
ザーサイのアクセント 白子のソース
「パンデピス風味」を見て、
鴨と即決してしまいました。
アルザス伝統のこちらのスパイスを
本場でお菓子としていただいたので
(↑パンデピス味のお菓子。)
お料理になると
どんなふうになるのかしらと
興味がぐっとわいたのです。
お肉との相性も抜群でした。
チョコレートとバナナのパルフェ キャラメルヘーゼルナッツ
カカオのチュイル
チョコレートも美味しかったのですが
バナナのアイスがいいお味だったことが
とても印象的。
お紅茶とともに小菓子を。
可愛らしい見た目に
いただくのがもったいない
気持ちになりました。
パンもほかほかで
美味しかったです。
そして、途中でいただいた
チーズが絶品だったのです!
写真左の
モンドールと呼ばれる
冬限定のチーズが
今までいただいたものの中で
一番と言えるほどに美味しくて。
塩分が控えめなので(冬だからでしょうか?)
ミルクの濃いお味を
堪能できるのです。
フランスから届いたばかりとのことで
新鮮さも感じました。
塩分のつよいヤギのチーズは
ハチミツとよく合って。
アルザスのお味が
恋しくなった頃、
また伺いたいなと思っております。
その際には、
ふたたびワゴンのチーズを
オーダーしてしまいそうです。
写真・文=Mana(まな)
オーベルジュ・ド・リル トーキョー
住所:東京都港区西麻布1-6-4
営業時間:LUNCH 11:30~15:30(13:30 L.O.)
DINNER 17:30~23:00(20:30 L.O.)
定 休 日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日に振替)
https://www.hiramatsurestaurant.jp/aubergedelill-tokyo/
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