楓蔦黄・もみじつたきばむ「11月2日～11月6日頃」
楓蔦黄・もみじつたきばむ《第五十四候・霜降（そうこう）の末候》を迎えました。
秋のフィナーレを飾る今回の候。
それにふさわしく華やかなものとなっています。
楓も蔦もいよいよ色づき始め、木々も秋の装いへと美しく変わる頃です。
さて、この時の和菓子としてご紹介するのは、『亥の子（いのこ）』。福島屋さんのものです。
求肥生地の中には、こし餡が。
この可愛らしい瓜坊の姿をした「亥の子餅」。その歴史は古く、源氏物語にも登場します。
旧暦十月の亥の日（2022年は11月6日）に、これをいただき無病息災や子孫繁栄を願うのです。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？