【ロンドン日本食#6】SHIBUYA
はじめに:SOHOの外側
Sohoの外側(Sohoのゲートの中の道に面している部分を内側と定義するなら)にあるお店。去年からの友人と遊びに行く計画を立てる、「何食べたい?」と言われるので「君が食べたいものでいいよ」(Youはなんとでも訳せるので便利だ、貴様でもあなたでも君でもあなたでも)と言うと、Instagramの彼女の「行きたいもの」リストから順位が高いものが返ってくる。大抵日本食である。忖度されてるのかもしれない。というか、毎回美味しい中華料理屋に連れてってよ〜と言っても却下されてるな。なんでだ。
今回は夏の始まりということでかき氷(Shaving ice)が食べたいというので、SohoにあるSHIBUYAというお店に足を伸ばした。
並ぶ
SOHOということもあってか、もしくは事前予約できないこともあってか、20分くらいお店の外で並んでからの入店になった。縦長の小さなお店で、入店時にオーダーする形式。外に美味しそうなロールケーキとか、ワッフルとかもおいていてとても美味しそうに見える。
ここはおそらく、中国か韓国にルーツのある方が、かなり精度が高く極力日本食に寄せたものを作っているところではないか、という気がする。違ったら本当にごめんなさい。
晩御飯
かき氷だけだとお腹がいっぱいにならないと踏んで、Spicy Tonkatsuを選んだら、本当にハイパー辛いソースがかかったトンカツが出てきた。お米とお味噌汁、横に味がついたキャベツの千切り、紅生姜と福神漬けが並ぶ。この三人が揃ったの、多分ロンドンで初めてじゃないか。
元の味がわからないくらい辛かったので、同席の彼女に「これ中国式の辛いじゃん」と行ったら、「これは辛さレベル8」と返ってきた。満点は10点で、一風堂の辛味ラーメンが辛さレベル5だったので、かなり辛かったのがお分かりいただけるだろうか。というかこの人、辛さを数値化して教えてくれるの、地味にありがたいな。ただしこれは韓国味の辛さであり、中国の辛さではないらしい。違いがわかんないよ。俺には。これはどこの辛さスタンダードに合わせた辛さなんだ。
とにかくこの辺りのMix upが、これが中国か韓国の方のプロデュースではないか、と思った所以である。
本命:かき氷
結局彼女もヒーヒー言いながら食べたあと、おまちかねのかき氷である。抹茶をチョイス。
フワッとしたかき氷をベースに、抹茶パウダーをかけて、スライスアーモンドと小豆が上に、練乳が横につく。掘って行ったら、内側にもう一層抹茶と、小豆と、少しだけアイスクリームが入っている……気がする。アイスクリームは練乳で固まった氷の誤認かもしれない。そんなこと考えながらかき氷食べないからさ。ちゃんとふわふわの氷。
辛いものを食べた後であることもあって、すこぶる美味しく食べた。抹茶味のものって美味しいよなあ。「なんでそんなぐちゃぐちゃになるの?」と言われつつ、色々混ぜながら食べた。お皿も可愛いのを使っているし、なんだか凝っているな、という感じ。
美味しかったからヨシ!辛さにだけ注意。
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