【シンガポール2024.2】 #3 リトルインディアにアラブストリート、多国籍な旅、そして帰国
あっという間に最終日の朝。
宿をチェックアウトして荷物を預け、いざ出発!
バクテー
今日の朝&昼ごはんは、地球の歩き方を見てビビッときた「バクテー」に決定!
漢字では「肉骨茶」と書くらしい。
豚肉が入った薬膳スープ。
店を目指して歩くけど、なかなか見つからない。
建物があったり立体的な道には弱いGoogleマップ(私が方向音痴なだけかも?)。
かなり迷いながら、ようやく到着。
11時オープンの10分ほど前に着いたので、どうせすることもないし、と並んで待つ。
オープンと同時、1番に入店し、QRコードを読み取ってスマホで注文。
シンガポール、いろいろ進んでる!!
これがバクテーか…!
おいしそう…!
スープはコショウが効いていておいしい。
途中、店員さんがスープの補充に来てくれるのも嬉しい。
揚げドーナツと豆はどちらも甘くなくて、意外にもバクテーと相性が良かった。
なかなか出てこないドリンク…
この店での唯一のプチトラブルが、いつまで経ってもドリンクが運ばれてこなかったこと…!
他の席の人は運ばれてきているので、おかしいと思い店員さんに声をかけてみる。
「OK」と言われたけど、他のスタッフに声をかけるでもなく、別の仕事をしている。
やっぱりOKじゃないよな…と思い別の店員さんに声をかけてみる。
早口で何か言われ、よく分からなかったけど、おそらく「係の者に伝えますね」というようなことを言っていたと思われる。
しばらく待つも、やはり来ない。
待っている間に、どんどんお客さんが増えて居づらくなってきた。
最後にもう1人だけ、無理なら諦めよう…と声をかけると、数分のうちに持って来てくれた!!!
なんで持ってきてくれなかったのかはよく分からないけど、最終的には飲めたし、料理はおいしかったので良しとしよう。
このとき思ったのが、なかなかドリンクを持って来てもらえなくても全然イライラはしなかったなということ(自分で言うのもアレだけど、私は基本短気)。
旅行中だから心が穏やかだったのもあるかもしれないけど。
イライラというより、「私の英語が悪いのかな…」など別の部分で不安に感じていたというのもある。
でも、日本で同じことがあったら、おそらくイライラしていたはず。
日本では過剰なサービスが当たり前になってしまっていると思う。
もっとお互いが寛容になって、多少のミスは許し、許される環境になればいいのにな、と感じた出来事だった。
カオスな雰囲気が楽しいリトルインディア
次はリトルインディアへ!
インドには行ったことがないけれど、名前の通りインドっぽい雰囲気を感じる。
なんでも揃うと評判のムスタファセンターへ寄ってみた。
定番スポットだからなのか日本人観光客が多く、いろんなところから日本語が聞こえてきた。
楽しみにしていたリトルインディアだったけど、シンガポールの暑さにやられてしまい、あまり楽しめず。
いつかリベンジしたい!
昼のアラブストリート
最後にアラブストリートへ!
前日の夜に立ち寄ったときとは全く違い、いかにも観光地という雰囲気。
少し歩いただけで暑さにやられてしまうので、涼しい場所に一旦座ってコーヒーブレイク。
「おしゃれなカフェ発見!」と入ったのはいいけれど、待ち時間にGoogleマップの口コミを読むとどうやら日系のお店だということが判明。
先に口コミを見ておけばよかった…。
これも経験か…!
せめて味がおいしいといいなと思って待っていると、店員さんに番号を呼ばれた。
完全に自分が悪いのだけど、とりあえずメニューの1番上にあった「espresso」を注文した結果がこれである。
確かに、エスプレッソとはこういうものですよね。
数分前の自分を恨みつつ、涼しい場所で休めたのはよかったが、さらに喉が渇いてしまった状態で店を出ることに。
このカフェの近くにある、アラブストリートの中でも有名な「ハジレーン」を散策。
Googleマップの口コミがよかったアラビア菓子の店に立ち寄ることに。
どれもおいしそうで悩んだけれど、ピスタチオのお菓子をチョイス。
空港へ
このとき、まだ16時ごろだった。
夜のフライトなのでまだ時間に余裕はあったけれど、暑さにやられてしまっていたので、早めに空港に向かうことにした。
バス停周辺が工事中だったのでなかなか見つけられず、周辺をぐるぐるすること10分ほど。
もうHPはほぼゼロ。
バスではギリギリ座れたので、少しだけ体力が回復し、空港に到着。
ツーリストパスの返却に行きたかったけど、空港で買ってないので窓口がイマイチ分からない。
MRTの改札の近くかな?と当たりをつけて向かってみると、ビンゴ!
列ができている窓口を発見。
並んでいる間に、英語で「カードを返却したいのですが」は何と言えばいいのかを調べる。
「Can I return this card?」
調べると、こんな簡単な表現なのか…と分からなかった自分に悲しくなる(この旅2回目)。
どんな場面でどの単語が適切かをイマイチ理解できていないだけで、きっと知っている単語だけでも十分コミュニケーションが取れるのだろう、とここは前向きに捉える。
ちなみに、窓口ではやり取りというほどのやり取りもなく、スムーズにデポジットと引き換えてくれた。
チャンギ国際空港の代名詞、ジュヘルへ
必須の用事も終わったので、ジュエルに向かう。
ここだけでも立派な観光スポット。
フライトまではまだまだ時間があるので散策していると、日本食レストランの多さに気付く。
「シンガポールの空港」というより「アジアの空港」という役割を果たしているのだろうか、それとも私が思っている以上に日本食は海外で人気なのだろうか。
いずれにせよ、海外の方にも日本食はおいしいと思ってもらえているんだなぁと嬉しくなった。
なんと、ABC cookingを発見。
シンガポールドルが20ドルほど余っていた。
使い切るためにお土産屋さんを巡っていると、定番土産の1つ、ブンガワンソロを発見。
値段を見ると30ドル…。
足りない…!!!
クレジットカードで買わないといけないけど、これは食べたい。
店内をうろうろして、缶に入った定番のクッキーと、謎の緑色のパウンドケーキを購入。
そろそろチェックインが始まる時間なので、早めにカウンターに並ぶ。
列はスムーズに進み、カバンを秤に乗せると、預け入れ荷物にされそうになったので、「carry on」と言うとスタッフさんに伝わった。
何でもないことでも伝わると嬉しい。
ちなみに、そのとき背負っていたリュックも秤に載せようとしたら、「それは載せなくていいよ」というようなことを言われた。
直近に乗ったのが重さに厳しいジェットスターで、全部計るよう言われたばかりだったので、ゆるゆるな検査にびっくり。
最後のお楽しみ、ラウンジがまさかの…
保安検査場も通過して、最後のお楽しみのラウンジ!
シンガポールはアルコール高すぎて1杯しか飲まなかったので、とても楽しみにしていたのだけど…。
行こうと思っていたラウンジがまさかの改装中!
ほかのラウンジを調べてみたけれど、どうやらアルコールは有料らしい。
残念。アルコールは日本に帰ってからいただこう。
最後の晩ごはんに選んだのは、チキンカレー。
以前タイに行ったとき、マッサマンカレーを食べ、世の中にはこんなにおいしいものがあるのか…!と感動した思い出があったので、シンガポールでもそんな感動を味わえたらなと淡い期待をしつつ…。
普通のカレーだった。
そんなこともあるよね。
24時間運用の空港だけあって、ところどころに寝ている人がいる。
そういえば、以前バリ島に行ってチャンギ空港でトランジットしたときもそうだったなあと思い出した。
搭乗前の手荷物検査のゲートに並んでいると、スタッフさんの「London!!!」という声が聞こえてくる。
おそらくイギリス人だろう見た目のご夫婦が、手を挙げて前に案内されている。
ネットでは悪い口コミが目立つ中国東方航空だけど、遅れそうなお客さんに対しては案内しているし、私も行きの遅延した便はきちんと振り替えてもらえたし、ツッコミどころはゼロではないけれど、値段からすると大満足である。
無事に搭乗!
ありがとうシンガポール!!!!!
深夜便なので体力の限界。
おやすみなさい…。
途中、機内食が配られた気配があったけど受け取らず。
うっすら目を開けると、ほとんどの人が食べている様子。
こんな時間に食べられる元気があるのすごいなと思いながら、再び夢の中へ。
機内は行きみたいには冷え込んでなくて過ごしやすかった。
上海浦東に到着したのは早朝。
とても静か。
行きと同じように、荷物検査を受けて搭乗口へ向かう。
7時にもなっていないので、さすがにお店もほとんど開いていない。
搭乗口に着くと、日本語が聞こえてきて旅の終わりが近いな…と少し寂しく感じた。
機体は、行きの便ほど古くなく、うるさくもなかった。
行きは、中学か高校の修学旅行か!?というくらいのうるささだったので、覚悟して乗ったけれど、朝早いからか、隣も空席で快適なフライトだった。
日本に近づいてきたころ、申請の紙が配られる。
旅行前に勉強した「Do Japanese people need this?」の出番である!!!
スタッフさんが日本語の紙を渡してくれた。
少〜しずつだけど語彙が増えてきて嬉しい。
ただいま、日本!!!
無事に日本に到着!
外国の方向けのレーンは大行列だったけど、日本人の方は誰も並んでいない。
機械にパスポートをかざして、一瞬で入国審査完了。
税関スタッフさんにパスポートを渡すと、「お疲れ様でした」とパスポートを返してくださり、ほっこりと同時に、ああ、日本に帰ってきたんだなあと実感が湧いてきた。
「家に着くまでが遠足」とよく言われるように、家まで油断大敵ではあるけど、気を緩められる場所に帰ってきた。
空港には、これから出発するんだろうなという人たちや、これから日本を旅するんだろうなという外国の方々が満面の笑顔を見せている。
楽しい旅になりますように、と祈りつつ、福岡をあとにする。
疲れた身体を引きずりながら無事に家に到着!
からの、ベッドにダイブ!!!
なんだかんだでおうち最高!!!!!
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