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10ヶ月間の交換留学日記



1.留学する理由

 こんにちは。私は現在ハンガリー(東欧の国、EU加盟国、独自通貨フォリントを使用、日本と-8時間の時差あり)に10か月間の交換留学をしている者です。これを書いている現在(2024年3月上旬)は留学7ヵ月目に突入しています。残り4ヶ月あまりとなった私の留学生活について赤裸々に語っていきます。

 まず、タイトルにもあるようになぜ私は留学をしているのか。まず、私の簡単な自己紹介をしておきます。私は現在京都市にある大学に通う大学生で、国際学部グローバルスタディーズ学科というところに所属しています。グローバルスタディーズ?!とはなにを学ぶ学科なんだと思われる方も多いと思います。その名のとおり国際的なもの(グローバル)をなんでも学びます。例えば、国際政治学、国際経済学、社会言語学、言語心理学...などなど。これらの科目を英語オンリーで授業を受けたり、英語で資料を読み、英語でレポートを書いてきました。1年生~3年生前期まで日本の大学で学び、現在の3年後期~4年前期までをハンガリーの大学で学んでいます。現在は4年前期(こっちではSpring Semester)です。
 また、この学科は1セメスター以上の留学が必須です。留学をして単位を取得しないと卒業することができません。提携留学(通常1セメスター、英語圏のみ)か交換留学(2セメスター、英語圏も非英語圏も渡航可能)の2つの選択肢があり、私は交換留学を選びました。もちろんほとんどの学科生が提携留学を選択します。なぜ交換留学を選んだかというと、1セメスター(約4カ月)の留学期間はあまりにも短いと感じたからです。あくまで私個人の感じ方ですが、海外(まったく新しい環境、日本語の伝わらない環境)で生活し、語学力を高めるには最低でも約1年間は必要なのではないかと思いました。また、海外での生活に慣れるには最低3ヶ月は必要だと聞いたことがあり、それなら慣れてきたころに留学が終わってしまうではないかとも思いました。また、私の大学の”提携留学”というものは、同時期に同じ国に20人以上の日本人学生が派遣されるため、留学先でも日本人同士でかたまってしまい留学の意味がないかもしれないと留学担当の方がおっしゃっていました。実際提携留学に行った友達はそうだったと言っていました。現在私はハンガリーに1人で派遣されています。1からの友達づくり、新しい多様な人に出会うことはとても楽しかったですが、最初のほうは1人になったときの孤独感がすごかったです。今は交換留学を選んでよかったなと思います。

2.どんな暮らしをしているのか

 基本的には日本での大学生活とさほど変わりません。週に3~4日授業が2,3コマあり、レクチャーやセミナー型の授業を終え、寮に帰り、ご飯を自炊したりネトフリを鑑賞しまくったり、たまに出る課題をやったり、図書館に入り浸ってみたり、自分の興味のあること(オンラインインターンや勉強、カフェ巡り)をやったりしています。日本での大学生活と大きく異なるのはアルバイトが一切ないことです。アルバイトがない分自由な時間がたくさんあります。あまりにも暇が多く、ここにある日本料理屋でアルバイトをしてみようかなと思った時期もありました。しかし、日本の大学側からアルバイトをすることを推奨されていないこと、ここでできた日本人以外の友達との交流時間が減ること、そしてお金を稼ぐ以外にも大事なことがあるのでは?と考え直し、昨年9月からお金を1円も稼がずに今に至っています。

 私は、ハンガリーの大学と提携している寮に住んでいます。この寮は3人で部屋をシェアする相部屋型で、トイレとシャワーは共用です。現在(Spring Semester)は韓国人2人とルームシェアをしています。時々、ルームメイトが韓国料理を私が日本料理をつくり、それらをシェアして食べています。日本にある韓国料理店にはないようなマイナーな韓国の家庭料理をつくってくれたりするのでうれしいです。しかもとてもおいしいです😁。今は日本で放送されている”Eye Love You”というドラマをネットフリックスで一緒に観ています。主役のふたりは二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプという韓国の俳優さんで、ドラマ内では韓国語と日本語であふれています。


3.おわりに

 まだまだ書きたいことはたくさんありますが、一旦今回はここまでにしておきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!!
Sziasztok!!

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