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地方出身の26歳が東京の一人暮らしについて思うこと

最近読んだ本の中で、心にグサっと刺さる一冊があった。

引用:かっぴー 「おしゃ家ソムリエおしゃ子」

『東京一人暮らしの部屋はにすぎてる』

東京での一人暮らしはだいたい6〜7畳のワンルーム
その限られた空間の中にいかに物を効率よく配置するか

それに一層拍車をかけるのはSNSで「モテ部屋」みたいなもので紹介され、
無機質な無印良品の家具で統一すれば完成するような清潔感があり女子ウケがいいとされているようなインテリアで構築されている。

それに影響された東京の一人暮らしを始めた人たちは、みんな似たような部屋になりがちだ。

東京で生きていると、選択肢がないからそうせざるを得ないということが多いように思う。
ノームコア、ミニマリストという言葉が流行っていて、質素に暮らすことが良いとされているように感じる。
だけど本当は、贅沢ができない、選択肢がないから贅沢をしない生き方やライフスタイルを心の安心のために正当化するための言葉のように思える。

贅沢を一定経験していく過程で必要なものとそうでないものの区別ができるようになり、”あえて”必要なものだけで暮らすという選択肢を取るのなら良いと思う。

しかし、今を生きる人(特に若者)は、質素に暮らしていくしか選択肢がないからミニマリストやノームコアという言葉を使って自分を正当化させるしかないんじゃないだろうか。

そんな時代に、自分らしらを表現するプロダクトやサービスを作りたいな

と思った今日でした。

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