夢は私を応援している。
眠った時に見る夢。私達に生きるエネルギーを与えてくれます。
ご本人の承諾を得て夢を紹介致します。
60代後半の女性の夢。
彼女には娘さんが2人いました。末の娘さんは文筆家で本も出版しており、そのユニークな感性が今後を期待されていました。
自慢の娘さんでした。その娘さんが突然、病に倒れお亡くなりになりました。
ショックで家に閉じこもり、自分がもっと気をつけていたら、
と、自分を責める毎日でした。
2年位たったある日、夢を見ました。
娘さんが玄関を開けて入ってきました。
茶色い馬を連れてきました。なんで馬?びっくりしていると、
いつものように笑顔で
「お母さん、落ち込んでいるでしょ。馬を連れてきたよ」
と、馬を引いて家中をぐるぐるとまわりました。
「ちょっと用事があるから、いくね。馬は置いていくから」
「馬って。どうすればいいの?」
と、言うと 「大丈夫。大丈夫」
といって帰っていきました。
目覚めて娘さんが夢にでてきてれたことをとっても嬉しく思い、
元気そうで私の事を気づかってくれて馬を連れてきてくれた
と、心が晴れていく感じがしたそうです。
あまりにはっきり覚えていて印象的な夢で私に力をくれたんです。
と、私に話してくれました。馬は夢分析ではエネルギーの象徴。家は自分の枠組みです。
お母さんを気づかう娘さんのイメージが彼女に生きる勇気を与えました。
意識をすると夢で亡くなった方に会うことができます。
夢は自分の想像力で作っています。
生きる為に備わった装置 夢。
使いこなすとお得です。
彼女の娘さん、彼女に手紙を残されたそうです。開けてみると
お母さんの30のいいところ。
お料理が上手。いつも私を気にかけてくれる。明るくて社交的な人。と、書かれていたそうです。さすが文筆家ですね。
お母さんだけに残された作品です。
彼女はその後もう1人の娘さんに生まれた2歳のお孫さんの写真を見せて、辛いこと、悲しいことはあるけれど、
今、この子に会えてよかったと私は思っています。
と私に語ってくれました。
夢の力。
ここぞというときでてきます。自分と向き合うと決めた時
夢を覚えていられるようになります。
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