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夢の力。

30代の時に見た夢。
私はでてこない。ドラマのようなシーンを見た。
大恐慌時代のアメリカのような設定。
経済が破綻して人々が不安と恐怖に
包まれている。
耕されていない田畑に風が吹く。
頭を抱えて切り株に座っているアンクルトムのような黒人。これからどうしたら良いのだろうと嘆いている。右手から大草原の小さな家のローラのような生き生きとした女性があらわれる。トムが、作物を作るのに鍬や鋤も買えない。と、ため息まじりにつぶやく。
ローラが、お金はあるわよ。あなたのシャツのボタンに縫い付けておいたの。
あなたはお金があるとすぐに使ってしまう。だから内緒でね。
白いシャツのくるみボタンの生地をはずすと中にピカピカと光っている金貨があらわれた。
ボタンの数だけ。隠されていた。
あっ!と目がさめた。
これは夢。
でも危機が迫ったとき、隠された金貨、
知恵、エネルギーが出てくるかもしれないと思った。
トムとローラが私の中にいる。
40歳で会社を辞めた。会社に文句はひとつもない。仲間や仕事に恵まれた。ひとつの幸せな将来が見えてた。
急につまらなくなった。
もうこの物語は終わりにしよう。
他の物語を生きてみたいと思った。
この夢を見たから。
心配や不安はなかった。むしろ、危機に直面した時の私を見たいと思った。
あれから20年。
頭を抱えるような危機はなかった。
私には夢がある。
夢が私を支えてくれているのを感じる。
だから何があっても大丈夫。 
むしろ、隠されているものを見たいとさえ思う。
人の言葉は薬だ。
効果があるけど自分の生きる力ではない。
夢は自分の生きる力から湧き出る言葉だ
自分の言葉を繋げた方が自信がつくよ。
今、夢を見やすくなっていると思います。
自分の夢が何かを言ってくるよ。
意識してみてみてください。
そして、その夢を一般化しないことが
大切です。
あなたの夢はあなただけのものだから。
特別な夢。毎日見ています。
夢の力。使ってみてください。
身体が軽くなります。

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