見出し画像

175.部署・立場の違いを越えて共有し合える喜びが、会社全体を推進させる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


ある程度大きな会社であれば、中小企業でもそれぞれに部署があると言えます。これは“縦割り”分業をするうえで効率が良く、従業員は1つの仕事に集中することができます。そして1つの仕事を何度も繰り返していれば知識が深まり専門化されていき、同じ仕事を繰り返すことで習熟度も高まり生産効率がアップするでしょう。

でも、もちろんここにはデメリットもあります。それは自分の仕事が「何の役に立っているのか」わかりにくくなるため、仕事に“やりがい”を感じにくくなる点。また利益を従業員に給与として分配するため、収入が増えにくいという面もあるかもしれません。そのため、仕事の全体像が見えにくく、自分の仕事以外の仕事に関心が向かなくなりがちです。

また、立場による“横割り”分業は、いわば連携して目指す目標に邁進することを指すと言えます。このやり方は組織全体としての連帯感が生まれる一方で、全体的なバランスをとるため専門的な部分について深く探求するのが難しい面があります。短所として一旦悪い方向に進むと全体が引きずりこまれるので、相互監視する部署が必要となることも。

では、縦割り・横割りそれぞれの弱みを克服し強みを伸ばすにはどうすれば良いのでしょう。それは部署や立場の違いを越えて“喜び”を共有し合うことにあるのかもしれません。たとえ部署・立場が異なっていても会社全体として幸せが現実となるのは、それを皆と分かち合った時にあるのではないでしょうか。

この共有の習慣があれば、横にも縦にも区切られず全体として進んでいると感じられるはずです。あくまで割り方は仕事の仕方や形態の違いなのであり、本来はひとつの目的に向かって進んでいく共同体であるはずです。

繋がりを希薄化させなければ、どう区切っても“会社全体”で推進できるのではないでしょうか。

Q.仲間と同じ目的を持ちながら違う仕事をした経験がありますか。ミッションが上手くいったとき、どのように喜びを分かち合いますか?


75.世界で一番簡単で安価な開運法その2「瞑想」について