見出し画像

025.誰もが報われたい。それが叶わないときは天に積み立てたと思う

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


皆何かの目的のために日々努力し、その結果に一喜一憂しながら前進しています。それは報われたいという思いからです。何かアクションを起こせば、それに対してリアクションや評価をされたいというのが人情というもの。

でも、行動に対する反応は、ポジティブなものばかりでなくネガティブなものも少なくありません。中でも一番虚しくなるのは、何の評価もされないことかもしれません。しかし、努力が思い通りに実ることは、実はそうそうありません。

たとえば、サイコロを6回振って1の目が出る確率は100%ではありません。6面あるから6回振れば1回は当たる、というのは間違いですよね。「1回出た目は2度と出ない」という条件下であれば、最低でも6回目で1が出るので当たる確率は100%です。

しかし、現実は1回出た目が2度と出ないといったことは、物理的にあり得ません。そのため、実質は66.5%となります。これが努力となると、さらに環境や方向性や質など様々な要因も絡んできます。そうなると、報われる方が難しいというもの。

そこで、努力を続けても報われないと感じるときは、「天に徳を積み立てている」と考えてみましょう。天への積み立てなら、奪われることも損なわれることもありません。しかも、努力を重ねることで人間的に深みも増して、複利となって膨れ上がっていきます。

そのときは報われなくても、後になって大きな実りとなって返ってくるなら、真の意味で無駄な努力は無いのです。

Q.あなたが今、努力していることは何ですか? 上手くいかないとき、どういうマインドに切り替えますか。


25.大宇宙の意思と人はどこに進むのか