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127.先見性は仕事に必須。過去に触れ、未来を想像し、自力で考えるクセを

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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仕事を上手くいかせるためには様々な要素が必要ですが、中でも“先見性”は経営者も従業員も必須の能力です。先見性は先を見通す力のことですが、特別な才能ではなく訓練によって習得していける一般的なものです。

この先見性を高めるためには3つの意識すべきことがあります。1つ目は過去に触れるということ。現代は多種多様な情報にあふれ、その中で重要性を判断することが大切になります。今は過去の集積であることから、何が世の中を動かす引き金になってきたかの“肝”を掴む視点を持つことが鍵です。そのため普段から自分の感性を研ぎ澄まし、感度を高く上げ情報に敏感になっておくことが大切だと言えます。

2つ目は未来を想像するというイメージ力を養うこと。先見性を手に入れるにあたって邪魔になるのが、新しい社会現象や変化に対する拒否反応です。過去のやり方や先例を継続し続けるのは楽なこと。それは想像力を働かせなくて済むからです。でも、型にとらわれるとそれ以上の先読みはできなくなります。自分から積極的に新しい社会現象を見つけ出す姿勢が大切なのです。

そして3つ目、その分野の最先端の人と交流する、あるいは発信する情報に触れて自分の頭で考えるクセをつけること。変わり映えのしない人間関係からは、同じような情報しか得られません。先見性を高めるには、時代を先どるプロフェッショナルの見識に学ぶことが大切。そうすれば柔軟な思考で物事を読めるようになるはず。その結果、自分なりのひらめきや気づきが、次々に浮かび上がってくるでしょう。

この3つを日頃から意識していれば、自ずと未来が読めるようになってきます。先見性とは特殊な能力ではなく、社会に対する関心から感度と精度が磨かれていくアンテナなのです。

Q.あなたが先を読む際に重視する要素は何ですか? 先読みした後はどう動きますか。


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