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105.一寸先の不安要素を自己の馬力の倍率に変えれば、それは光に成り得る

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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「先行きが不透明な時代」と言われますが、実はいつの世も透明だったことはなく明確に進むべき道が見えていることはありませんでした。でも、人は得をすることよりも損をしない方に意識が向きやすいという心理傾向があります。これを“プロスペクト理論”と言います。

つまり意識しなければ、ポジティブな要素よりもネガティブな要素にフォーカスするようにできているということです。ではその中でもしも、ポジティブな面に意識を向けるように努力をすればどうなるでしょう。

「一寸先は闇」という諺がありますが、誰もが不安要素を抱えている中でその闇の中から一歩を踏み出すことができれば、それは“馬力”になります。しかも、周囲を照らすことができる大きな“光”のレバレッジを利かせることができるでしょう。

なぜなら周囲がまだ闇の中にある状況で、先行く光を灯せるというのはとても価値があること。そのエネルギーは希少であるがゆえに、ほんの少しの力でも大きな倍率がかかってくるのです。

自分が苦しいとき、つらいときは先行きが真っ暗なように感じることもありますが、周囲の誰かも同じことを感じているかもしれません。ひいては先人たちにしてみれば、もっと理不尽で目に見えない闇の中で生きていたこともあるはずです。

そんなとき、闇を光に変える馬力を出せる人は時代のパイオニアになっていくのかもしれません。

実は「一寸先は光」なのです。

Q.先が見えないとき、あなたはどんな動き方をしますか? 大多数意見と異なることをした経験はありますか。


5.「人の理」とは生命的把握性であり人間を意味する「宿命」である