見出し画像

171.各会社のスタイルがあることを頭に入れ、よそとの違いを認識する鋭さを

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


各会社にはそれぞれ社訓や社是、そしてミッションなどがあり、企業固有の“価値観”を持っている場合がほとんどです。この価値観は会社がどのように仕事に取り組み、人と人・会社と会社の関係を構築し、働く従業員が社会参加や自己実現をできるかに関わってきます。

この企業の価値観が魅力的なものであれば、様々なメリットが得られます。企業そのものの社会的信頼や優秀な人材の採用強化、そしてその会社で働く従業員の満足度、加えて商品選択時の対象として検討されるなど多岐にわたるでしょう。

そして、企業の価値観は企業イメージと大きく関係しています。そのため、内外のブランディングはかなり重要な要素となります。

アウターブランディングとは、社外からみた企業イメージを向上させるために行うブランディングです。その対象は、顧客や一般消費者であり、ロゴやキャッチコピー、会社のストーリーなども含みます。外部の支持や採用率に関わってくるところでしょう。

他方、インナーブランディングとは、社内からみた企業イメージを向上させるために行うブランディング活動。福利厚生の向上なども該当します。社員が企業イメージを高く持つことで働くことが“誇り”となり、自主的にブランドにあった仕事をするようになる内部支持効果があります。

このように各会社それぞれスタイルがあり、そこには優劣はありません。ただ、他社との違いに着目せず自社のことだけを見ていると、外部の優れた個性に触れたり学ぶ機会を失ってしまいます。だからこそ“違い”に敏感になる必要があると言えます。

違いを認識するからこそ、自社の価値観が際立つのです。

Q.あなたの企業の価値観やブランディングはなんだと思いますか?


71.他者に与えられる存在になると運は自ずと好転する