033.型を学んだらそこにハマり込むことは避け、共働の軸を探索する
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位
何かを学ぶ際、型にはまらずオリジナリティを大切にしようという人がいます。確かに創造性は大切ですが、初めて取り組むことは必ず“型”を意識した方がスムーズに進むことの方が多いと言えます。
よく武術などの世界では、「守・破・離」という教えを守るよう師匠から伝えられます。これは型を守り、それを破ってオリジナリティを発揮し、そして教えから離れて自分流の世界を生み出すということを意味します。
確かに個人競技ならそれでも良いのかもしれません。しかし、組織で協力し合って動く仕事などにおいては、少し異なると言えます。型を学んだその後は、“共通項”を見つけていくことが重要になります。
共通項とは、企業理念や体制、社内風土などといった共に働く上での“軸”を指します。型を守った後はそれを破るでもなく、型にハマりこむでもなく、まず共働できるよう環境に自分を調和させていきましょう。
型が身についた後だからこそ共働する余裕が生まれ、会社の背景を個人の勢いへと変えていけるはずです。
Q.何かする時に自分の“型”がありますか? 組織と衝突させず共働する工夫は何ですか。