031.仕事にはルールだけを持ち込むのではなく、良識や良心も添える
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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ゲームでもプライベートでも、そこには必ずルール(常識)といったものがあります。特に仕事では、勝ち負けがモノを言う場面も少なくありません。ただ、常識を無視してしまうと面白くないし、何より周囲から鼻つまみ者扱いされることも少なくありません。場合によっては、罰を課されてしまうケースも。
それほど“常識”は大切なものであるということなのですが、そんな常識を定義づけるなら、普通一般の人が持ち、または、持っているべき標準知力。あるいは専門的知識でない一般的知識とともに、理解力、判断力、思慮分別などを含む、とされています。
確かにそうですが、ここにもう一つ加えなければいけないものがあります。それは“良識(良心)”です。良識の定義は、偏らず適切・健全な考え方。また、そういう態度の見識とされています。似たような概念ですが、そこには少し違いがあります。
その差として、常識は思索的なものであり良識は倫理的なものである点が挙げられます。これら二つはどちらが上位というわけではありません。常識という理性が健やかに守られるためには、良識という周囲を尊重する中庸の精神が不可欠という関係にあるのです。
だからこそ、仕事には常識に良識を添えることを意識しましょう。二つで一つ、初めて素晴らしい社会貢献へと繋がるのです。
Q.常識が通用しない人にあなたはどう接しますか? 良心を仕事に働かせるとはどのようなことでしょう?