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100.自社の誇れる社民性を見出だすことは、他社に対して誇る部分になる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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どの会社にも長所と短所があるように、会社にも性質があると言えます。柔らかい・固い、子供向け・大人向け、古い・新しいなど会社を規定するものが会社の性質です。そして、会社であれば当然そこで働く人たちもいます。その人たちの持つ性質のことを“社民性”と言います。

この社民性は、働く人たちによってつくられていく企業文化でもなく、かといって会社が押し付ける企業理念でもなく、その企業に自ずと根付く風土のようなものです。そのため、自然発生的でコントロールが難しいものだと言えます。

社民性の中身には、職場内の人間関係や従業員エンゲージメント、明文化されていない暗黙のルール、社員の価値観や行動様式があり、相互に影響を与え合ってさらに強固なものへと確立されていきます。そして、人事評価制度や職場のチームワーク力、ひいては企業全体の生産性や業績に大きな影響を与えます。

たいていの経営者はこの自社の社民性になかなか気づけず、企業理念や社是といった外形的なものに捉われがちです。その結果、業績低迷や離職者の増加などに直面して初めて気づく場面が多いようです。なぜなら、どのような施策を打っても、無意識レベルで浸透している社民性は急に変えることが難しいためです。

しかし一度自社の社民性に気づいて受け入れると、その企業はどんどん伸びていきます。「うちと言えばこれだ!」という強い打ちだし方ができるため、他社と明確に差別化が可能だからです。

誇るべき社民性を持っている企業は、多少の逆風が吹いてもビクともしないものなのです。

Q.自分の会社の風土を考えたことはありますか? 誇るべき社民性があるとすれば何でしょう。


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