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自分の記事に「自信」を持つためには

仕事をやっていて、特に周囲からフィードバックがなかったり、明確な物差がないと、それはそれで不安になることありますよね。一つのことに自信が持てないと、新しいことに挑戦するのが逃げのように思えたり、それを乗り越えないと停滞しているような気持ちにもなってずるずると時間が過ぎてしまうことも、あるような気がします。

今日は、そんなテーマでいただいた質問をご紹介します。

いつもTwitterを拝見しております。ライターをしているのですが、自分の文章に自信が持てません。そのせいか、記事を書く際に競合記事を見てから書くクセがついてしまっています。どうすれば自分の文章に自信が持てるのでしょうか。また、競合記事がなければ記事を書けない状況は、どうすれば克服できるでしょうか。

なるほど。ありがとうございます。

文字面だけでの判断で恐縮ですが「自信を持ちたい」と思う背景には、向学心というのか、ライターとしての向上意欲を感じます。あと、競合記事を読み込んで、それを上回る記事を書こうとかなりまじめに取り組んでこられたと思うので、SEOの案件も結構こなしてこられた方なんじゃないかな…?と想像しました。そのうえで停滞しているんじゃないかなぁと(全然ちがったらごめんなさい)。

上記の認識の上で率直に言うと、「SEO以外の記事にも挑戦してみては?」と感じました。「自信が持てない」という「質の面」に悩みが及んでいるということは多分、成長の踊り場にいるんじゃないかなと。そしてその「質の高さ」を意識するうえでは、SEO以外の案件にもふれていかないと、やがて行き詰りそうな印象を持ちました。たとえばノウハウ系・情報提供系のSEO記事だけではなくエッセイやインタビュー記事を書いてみるとか。

まずは「自信を持てるかどうか」というより「楽しい!」と思える発信スタイル・手法を探し出すのが今はいいんじゃないかなと思います。そのうえで「本当に伝わったかどうか」「どう伝わったか」というところを見ながら試行錯誤し、「自分のコンテンツで人が動いた瞬間」に立ち会えると、最終的には自信につながるんじゃないかなぁと。

あとこれもすみません、文章からの類推なのですが、逆に今回の質問者さんは、クオリティのところに目が行くのが良いところのような気もするので、校閲校正的なキャリアにも目線を向けてみるとか、編集物の中でも、厳密性が問われるような業界に巣を作るとかするといいんじゃないかなとも感じました。

僕自身は、「伝わりゃそれでいいじゃん」と思ってしまっているところもあり、文章としてきれいかどうか・制作物に自信が持てるかどうかはあんまり気にしておらず(※でないとこんな誤字脱字だらけの投稿できない)、どちらかというと「伝わるかどうか不安」だと思うことが多くて、逆に「伝え方を企画する」のが大好きです。

なんかそういう風に、不安の裏側にあるご自身の「こうしたい」という気持ちを大切にして、キャリアにつなげていけるといいんじゃないかなと思いました。

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