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インタビューツールとしてのGPT4の有用性は…

どうもまむしです。快進撃を続けるChatGPT。昨日編集者のお友達たちとリモートで会議をしたのですが、いろんな場面で活用事例がありそうで、今後定期的にオンラインミーティングをして「お互いのユースケース」を紹介しあうことになりました。わーたのしみ。

そんなこともあり、僕が考えてみて「こんな使い方下らおもしろいかも」と思ったのが、ChatGPTに「自分に対してインタビューをしてもらうこと」。実際にやってみた結果を今回ご紹介するわけですが、noteの更新に困っている方や、それとなく何かをアピールしたい人なんかにはいいんじゃないかなと思ったり。流行ると面白そうな気もするので、プロンプトも含めてご紹介します。

■「私にインタビューして」プロンプトはこちら

なお今回は汎用的な事例として「僕自身についてのプロフィールを探るインタビュー」をGPT4さんにやっていただきました。僕の回答はあんましイケてないかもしれませんが許してください。

今回入力してみたプロンプト(GPTへの指示文)は以下の通り。

あなたはウェブメディアの編集者です。
これから私こと「まむし」に以下の目的でインタビューを行い、面白い記事にしてみてください。
もし掲示した以外にインタビューに当たって必要な前提条件があれば、質問してください。

■前提条件
・記事は「まむし」のブログで紹介します
・まむしは経験15年目の編集者・ウェブライターであり、複数の媒体の編集長も兼務しています
・まむしは最近ブログが多くの人に読まれるようになってきています。
・ブログの読者の多くは、ライターや編集者です
・読者はまむしの仕事術やキャリアに関する考えについて知りたいと仮定します

上記のプロンプトをGPT4さんにぶっこんで、ではスタートです!
※インタビューの質問(太字)部分はGPT4が、回答部分は僕が答えています


▼編集者としてのキャリアのスタートは「偶然」

ーーまむし様、本日はお忙しい中、インタビューにお時間をいただきありがとうございます。私はあなたのブログに大変興味を持っており、今回のインタビューでは、新人のライターや編集者の方々に向けて、あなたの豊富な経験と知識をお伺いしたいと考えています。特に、あなたのキャリア論や編集のノウハウに関する投稿が多くの方々から注目されていると伺っておりますので、それらについてもぜひお話しいただければと思います。

まず最初に、あなたが編集者・ウェブライターとしてのキャリアをスタートさせたきっかけについて教えていただけますか?また、その後どのようにして複数の媒体の編集長にまで昇格されたのか、その経緯についてもお伺いしたいです。

ありがとうございます。編集者になったのは、まったくの偶然でした。新卒で入社したのは人材紹介業を主とする企業だったのですが、偶然その会社に、ネットニュース配信部門があり、記者として配属することになったのです。そこから編集の仕事にのめりこんだ一方、ビジネスとメディアの両輪を回すのが難しいと思っていた矢先、知人の会社が「編集部門を立ち上げてほしい」と話していたので、それに応じる形で2社目へと転職しました。その後いくつかの媒体を立ち上げたり、ビジネスについて学んだりして、現在に至ります。

ーーまむし様、お話を伺っていると、編集者としてのキャリアは偶然の出会いから始まり、その後も様々な経験を積まれてこられたことがわかります。それでは、これまでの経験を踏まえて、新人のライターや編集者に向けた、成功するためのポイントやアドバイスがあれば教えていただけますか?

また、特にキャリア論について、まむし様が大切にされている考え方や信条があれば、それについてもお聞かせいただけると嬉しいです。

キャリア論というほど大それたことがいえる気はしないのですが、、ただ僕の経験から言えば、特に駆け出し期の経験はどんなことでも後々に役立つので、1つ1つに集中して取り組むことが大切なのではないかと思います。そうすると人脈が形成でき、その人脈が次の仕事を生んだり、次の仕事をより効率的かつ深く進められるようにもなっていきます。しいて言えば「人脈を大切にすること」がポイントという感じでしょうか。

▼一連の発信を通じて「特に伝えたいこと」

ーーまむし様、貴重なご意見をありがとうございます。「1つ1つの経験に集中して取り組むこと」や「人脈を大切にすること」が、成功への鍵であるというお話は、新人のライターや編集者の方々にとって非常に参考になることでしょう。

さて、次に、あなたのブログでは編集のノウハウに関する投稿が注目されていますが、その中でも特に読者に伝えたいと思っている編集のポイントやテクニックがあれば、教えていただけますか?また、それらのノウハウを身につけるために、自身が実践してきた方法や習慣についてもお伺いしたいです。

偉そうにノウハウめいたことを書いている手前、逆説的になってしまうですが、「ノウハウは自分で考えるもの」というポイントについて特に伝えたいなと思っていたりします。先ほどのお話で人脈を形成するのが大事だということにも触れましたが、人と関係をつくる方法って十人十色で、だからこそ強みや差別化要因が生まれますよね。いろいろなやり方を知ったうえで「自分がどういう戦法を取るか」というノウハウの部分については、それぞれが自分で考えていくことが大事なんじゃないかなと思っていて、そのための一助として発信をしたいなという思いが強いです。

▼「自己ベストのノウハウ」どう身に着ける?

まむし様、そのようなユニークで深い視点を持っているからこそ、多くの人があなたのブログに注目しているのだと感じます。確かに、「ノウハウは自分で考えるもの」という考え方は、一人ひとりが独自のスタイルを築く上で重要な要素でしょう。

それでは、まむし様がご自身で編集のノウハウを考える上で、どのような方法やアプローチを取られてきたのか、具体的な例や実践してきたことがあればお聞かせいただけると、読者の皆さんにとっても参考になるかと思います。また、その結果、どのような成果や変化が得られたのかも教えていただけると幸いです。

確かに、クリティカルな視点をありがとうございます。

なかなか難しいのですが、僕自身は最初の3年くらいは周囲の記者の先輩方を徹底的にまねしていたのと、組織内のルールを徹底的に順守することを意識していました。

分からないことだらけだったので、とりあえず自分の考えはわきにおいて、周囲の人のアドバイスを徹底的に受け入れるという感じでした。

ただ、3年を超えてくるとだんだんと、「これはどうなんだろう」とか思うようになる部分も多くなっていったんです。その段階になって初めて編集の学校に通いなおし、「他の媒体の編集職はこう考えるらしいぞ」ということを学びなおしました。その過程で、実務で学んだことが正しいと思えたこともあれば、「これは固有ルールだったんだな」と分かるようにもなっていって。最終的にいろんな人の話を聞いて「この人の言うことが正しそうだ」というものを探しては自分に取り入れて伸ばしていく、というスタイルに落ち着いていったように思います。

ーーまむし様、ご自身の経験を通して得られた知見をお話しいただき、ありがとうございます。最初の段階では周囲の先輩方を徹底的にまねし、組織内のルールを順守することを意識されたこと、そして経験を積むことで独自の視点や考え方が芽生え、他の媒体の編集職の考え方も学びなおされたことが、成長や独自のスタイルを築くために重要だったと感じます。

最後に、まむし様がこれまでに直面した編集やウェブライターとしての最大の課題や困難についてお聞かせいただきたいです。また、その課題にどのように対処し、乗り越えてきたのかも教えていただけると、多くの読者にとって貴重な学びになるでしょう。

先輩方や経験豊富な方々と話す機会を増やすことで、マネジメントやビジネスの視点での知識やスキルを補っていくようにしています。チームのメンバーが増え、業務の量が増えてくるときほど、すべてを自分一人で対処しようとしないことが大事なのかなあと思ったりします。ある程度時間を区切って、自分自身で考え抜いた上で、らちが明かなければ外部の知見や意見に耳を傾け、自分の視野を広げることが重要なんじゃないかと。それによって、自分の弱点や知識の不足を補い、状況に応じた最適な対処法を見つけられることが多いです。

ーー本日は貴重なお話をありがとうございました。


あれけっこうすごくないですか。

「質問文長すぎじゃない?」とか、「僕の回答すげえ当たり障りなくない?」とかその辺はさておき、読むに堪えるし流れもそんなに違和感がないような気も。
しいて言えばやや質問がありきたりのような気もしますが、自己紹介的なインタビューであればこんなもんでは。もう少し長めのインタビューにしたときどうなるかはさておき、論点がすっきりしているようなインタビューみたいなものなら全然いいんじゃないかなと思ってしまいました。いや恐ろしい。

こういうものを見るとほんと、

・人材採用の面接前にこういうアンケートを送って人柄を確かめらえれるかも
・インタビューの事前質問的にこういうフォームを送るのもあり・・・?

とか、いろいろ考えてしまいますね。

と言いつつ、インタビューをこたえる立場として考えると、記事になりそうなことをすらすらと答えるってそれなりに頭も使うし、なんとなくつまらない回答に終始してしまいそう…な感覚はあり、「取材という枠組みが即座にGPTに代替されるイメージはないな」という感じですが…。

でもイチnoterとして見ると、記事の構成を考えるのとかって大変だと思うのですが、とりあえず「知見はあるけど構成考えるのは大変」みたいなケースの場合は、取り上げたいネタをGPT4にぶち込んで「気になること聞いて」とインタビュー形式にするだけで、かなり発信の敷居が下がる人もいるのでは。うーむでも、これはいいな。もうちょい細かい論点でインタビューしてもらい、試行錯誤を繰り返します。

そんなこんなで今日もGPTライフを楽しんでおるまむしです。皆さんのユースケースやインタビュー事例もぜひぜひ教えてください!

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