出発前の心境 | 25歳エンジニアの海外放浪記
はじめに
こんにちは、ダイゴです。
2023年6月24日から1年間、長期の海外旅行をすることにしました。本記事では、出発前の自分の心境整理・所信表明を目的として、旅の概要と出発前の心境を述べていきます。
旅の概要
何をするのか
冒頭にもありますが、2023年06月24日から1年間ほど、海外を旅します。フルリモートの案件を週2でやりつつ、東南アジア・ヨーロッパ・中東・中央アジア・オセアニア・(余裕があれば北南米)を回ります。
だいたい1年くらいで帰ってこようかなと思っていますが、明確な終わりは特に決めていません。
ざっくりとしたルートとしては、東南アジア → 北欧 → 西欧 → 東欧 → 中東 → 中央アジア → オセアニアという感じです。直近では下記のような入国スケジュールを組んでおり、飛行機等の予約も済んでいます。
6月
24日:フィリピン 🇵🇭
28日:マレーシア 🇲🇾
7月
04日:シンガポール 🇸🇬
11日:フィンランド 🇫🇮
18日:スウェーデン 🇸🇪
24日:ノルウェー 🇳🇴
「なんで東南アジアから北欧まで飛ぶの?」とよく聞かれるのですが、観光シーズンを考慮した結果です。雨季のインド(6~10月)と冬のヨーロッパ(11月〜3月)を避けたく、上記のような流れにしました。
8月以降の予定はざっくりとしか決めていませんが、10月くらいまではシェンゲン協定に気をつけながらヨーロッパの主要国を回ろうと思っています。
なぜするのか
理由はシンプルで
健康な身体・自分のためだけに使える時間・身軽なフットワークがあるうちに色んな場所に行って、色んなことを経験してみたいから
です。
人生を変えたいとか、自分探しをしたいとか、そういった大きなテーマを持っているわけでもなく、ただ色んな場所に行って色んなご飯を食べて色んな文化を見てみたいだけです。
実は、私は元々2020年4月に大学卒業してから世界一周をする予定でした。
お金も貯めて航空券も取っていたのですが、コロナの蔓延とタイミングがモロ被りしてしまい、結局行けなかったという過去があります。
こんな理不尽な理由で諦められるかという気持ちで「どうせコロナも長引きそうだし、コロナ禍のうちに PC で収入を得られるようになれば、いつでも海外に飛び出せるじゃないか」と思い、プログラミングを勉強し始めました。
最初の方はかなり苦戦しましたが、Flutter 大学にいる先輩エンジニアや友だちに支えられ、エンジニアとしてお仕事をいただけるようになりました。このあたりは下記の記事にて詳しく書いています。
どうやってするのか
なんせお金が必要です。
収入源は
15h / 週 稼働の開発案件
不定期稼働の開発案件(不具合対応・定期的な依存関係の更新など)
Flutter大学講師としての報酬
あたりで、これらでざっくり月30万円くらい頂いています。
ホテル代はペイできるとして、飛行機などの移動代 + 観光 + 食事 で 500万ちょいの貯金を削っていく感じになります。
2020年当時は 130 万円で世界一周できる試算(かなり貧乏旅ですが)だったので、3年間かけて十分な余裕が生まれました。
もう少し細かいお金の話だったり、財務周りの手続きの話だったりは、気が向けば別の記事にしようかなと思います。
出発前の心境
ここからは自分の心境を整理しようと思います。
旅に対するワクワクと不安
3年越しに旅ができることにとてもワクワクしています。
自分はこれまで韓国・台湾・ベトナム・タイの4カ国しか渡航経験がなく、今回訪れる国は全て初めての訪問になります。
特に楽しみな国は シンガポール・フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・ドイツ・オランダ・イタリア・UK・アイルランド・フランス・エジプト・トルコ・ジョージア・ウズベキスタン・インドあたりでしょうか。
各国で訳の分からないご飯を口に入れ、飲んだことのない酒を飲み、価値観も文化も全く違う国で、自分がその時思うがままに、動く。最高に違いありません。
また、4日前に人生初のカメラを購入しました。これがもう楽しくて仕方ありません。カメラ持っているだけで街を歩くのがこんなに楽しくなるとは思っていませんでした。
Nikon の Z50 というカメラで、2019年くらいに出た少し古めの機種なのですが、握った時の感触とシャッター音が最高です。なんか健気でかわいいんですよね。カメラ沼に片足突っ込んじゃってる感があります。
3年前、コロナで急に行けなくなった時の無力感を清算できた感じがしています。むしろ自分にプログラミングや色んな素敵な繋がりをくれたコロナ、ありがとう。
仕事に対する覚悟
当たり前ではあるのですが、
旅をしていることなんていうのは、自分側の勝手な都合である。
ということを自覚しないといけません。
クライアントは自分が旅をしていようがいまいが知ったこっちゃありませんし、旅を理由にパフォーマンスが落ちるなんてことはあってはいけません。
変化が激しい IT 業界で技術のキャッチアップやクライアントへの確かな価値提供をしつつ、旅も楽しみたいです。旅も仕事も本気でやります。
支えてくれた人への感謝
旅立つ前に色んな人と会ったのですが、改めて自分は恵まれているなぁと感じました。
「好きなことやるのが一番やからな〜生きてさえいてくればそれでええよ」と快く送り出してくれる両親・札幌で出会った最高のシェアメイト・急に大阪に帰って平日飲みに誘っても来てくれる友だち・Flutter 大学で出会った人生の先輩や仲間・東京のシェアハウスメンバー、いつも勝手に決めて勝手に行動してしまう自分を、それでも親身にサポートしてくれるパートナー。
自分が今こうして好きなように旅できるのは、自分自身の努力や行動も勿論ありますが、それ以上に今まで僕と関わってくれた全ての人のおかげです。
全てに感謝です。ありがとうございます。
とりあえず生きて帰ってくることを目標に、無理せず気ままに楽しんでこようと思います。
それでは、行ってきます。
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