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【フィリピン】 珍味卵とブラックジャック詐欺 | 25歳エンジニアの海外放浪記 ①

はじめに

こんにちは、ダイゴと申します。

6月から海外放浪を始め、東南アジア & 忙しないヨーロッパ周遊(シェンゲン協定との戦い)を終えて少し落ち着いたので、記憶の新しいうちに旅の記録を残しておこうと思います。

まずは東南アジア3カ国からです。今思うと結構ハプニング続きでした。

  1. フィリピン(6月24〜27日)

  2. マレーシア(6月27〜7月3日)

  3. シンガポール(7月3〜10日)

フィリピン🇵🇭(1カ国目)

友人と会う

1カ国目はフィリピン。

本来、東南アジアはあまり行くつもり無かったのですが、フィリピン留学中だった元ルームメイト fen と、Flutter 大学で繋がった現地在住の青年 バルボアくん に会いに行きました。(本当は やまたつ兄さん にも会う予定でしたが、あいにくの体調不良で会えず)

バルボアくんの車で案内してもらった

クラークというマニラから2時間ほどの街を 2人に案内してもらいました。
一人じゃ行かなかったであろう場所に行けたり、食べなかったであろうモノにチャレンジできて最高でした。ありがとう。

孵化途中の卵「バロット」
確かにゆで卵と鶏肉の風味があったが、3口くらいで落としてしまった
見た目はかなり衝撃的
(結構グロいので詳細調べるのは自己責任で)

ブラックジャック詐欺ジイさんに遭遇する

マニラ行きのバス停を探していると「ジョジョ」と名乗る怪しいおっさんに声をかけられた。

初の海外一人旅で『あっちから話かけてくる日本語うまいヤツはだいたい詐欺師』と数多の旅ブログで見ていた僕はバリバリに警戒しつつも、バス停の場所を知りたかったのでジョジョに聞いてみると「一緒に行こう」とバス停まで案内してくれました。

ついでに食べたかったタホが売ってる場所を聞くと「そこのバケツ持ってる人がそうだよ」と教えてくれたので、一緒に食べたりしてバスを待ちました。

このプリンみたいな見た目で暖かい

そして、待っていたバスが来て一度バイバイ〜となったものの、方向違いか何かで乗れず、次のバスまで待つことに。

「昼食べた?次のバスまで時間あるしウチで食べないか?」と言われ、まぁ時間もあるしフィリピン家庭料理食べてみたいなと思い、近いならと次のバスまでジョジョの家で過ごすことに。タクシーを拾って10分くらいでジョジョの家まで行き、ご飯をご馳走してもらいました。(今思うと家行くのは結構危ない)

右から2番目の豚とじゃがいもの煮込みが美味かった
めっちゃ食うやんって言われた

腹パンになった僕がテーブルで座っていると、ジョジョのお父さん(身長高めのお爺さん、名前は忘れた)が2階からやってきて、定番の「日本人大好きなんだよ」トークをしたのちに、こんなことを言い始めた。

爺「仕事でカジノディラーをやっているんだけど、昨日 Mr マリックってヤツがブラックジャックで大勝ちしたんだ。なのにヤツはディーラーの俺にちょっとしかチップをよこさなかったんだよ」

ダイゴ「ほほー、それはケチだね(現役なんだ)」

爺「だろ?その Mr マリックが今日もこの後やってきてブラックジャックやるんだ。アイツが金持ってるの腹立つから『絶対勝てるシステム』を今から君に教えてあげよう。それで君が勝った分を2人で分けようじゃないか。」

ダイゴ「(え、、、これ聞いたことある詐欺だぞ、、、)え、ここでやっているんですか?カジノじゃなくて」

爺「ここ(家)だよ!まずは俺がトランプをこうするだろ?そしたら、、、(強引に説明を始める)」

ダイゴ「。。。(どうしよう、、どうやって逃げよう、、、)」

爺さんとの会話
話の進め方が強引で怖かった

とりあえず、どうしようかと考えながらイカサマブラックジャックの方法を聞いていたが、途中で「お腹痛くなってきた、、、トイレ行っていい?(漏れそうな仕草)」と言うと借りれたので、『ブラックジャック 詐欺』とかで調べてやはり詐欺だという事と、そもそもフィリピンでは、公営以外の賭博は違法だという事が確認できた。

どうやって逃げようか考えていたが、あまりいい方法が思いつかなかったので、とりあえずリビングに戻ってからすぐに「SMクラークで友達が待ってるみたい!急がなきゃ!ありがとう!!じゃあね!ありがとう!」と、今考えるともっと他にあるだろ的な嘘をつきながらカバンを持って外へ。

「待て待て、急じゃないか?失礼じゃないか?」という爺とジョジョを「ありがとう!じゃあね!」の一点張りで乗り切り、小走りで家を出て、少し離れた大通りでトライシクルを拾って逃げることができた。

その後も追っかけて来てないかが不安だったのですぐにクラークを離れた。

もし詐欺の存在を知らず、お金にも余裕がなく、もう少し爺さんの口がうまかったら騙されていたかもしれない。

結果的にはタダ飯をご馳走してもらって急に帰ったジャパニーズ的な感じになってしまったが、あれは間違いなく詐欺だったと思う。

当時のことを思い出しながら描いてると、気を張って途中から丁寧語ではなくなってしまいましたが、皆さんも旅行の際はくれぐれもお気をつけください。笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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