電車の中で小噺⑨(自動改札機における人間模様)

今年は例年になく残暑が続いていますね。体力的にも疲労がたまる9月になっています。もう少し涼しくなって身体を労りたいですね。

私の通勤は、電車で片道小一時間程度掛かります。往復二時間です。まだ許容範囲と言えますが、数年前は片道30分程度で考えると長くなったなと思います。

以前から気になっていることがあります。自動改札機におけるタッチのしかたです。これって人間性が解放される検査機のように感じます。

私の住む関東圏は、SuicaやPASMOを使って自動改札機にタッチすればOKなので、以前のように定期券を挿入することなく利用できる点は有り難いです。改札口をみると色々なやり方がある。そんなことを考えながら改札口を出る日々です。

今回は自動改札機における人間模様について、私なりの考察をお伝えします。

自動改札機でタッチする特徴


パターンとして以下のようなケースがあります。

  • 周りがビックリするぐらい激しく叩きつける

  • ねっとりタッチ

  • 触れるか触れないか微妙なタッチ

  • 柔らかくタッチ

これから細かく考察していきます。

周りがビックリするぐらい激しく叩きつける

そんなに叩かなくても反応するはずなのに…いつも思いますが、男女問わずいらっしゃいます。最近何か嫌なことでもあったかのように、気持ちを自動改札機に押し付けている感じです。

残金不足で扉が閉まると、眼光を鋭くして、急いで精算機に向かう方。やはり気持ちに余裕がないかもしれません。

周りの友人たちでも、激しく叩きつける人は、比較的普段はおとなしい人が多い傾向です。

何かに当たりたいほどストレスが溜まっている状態であれば、どことなく聞いてあげる必要があるかもしれませんね。

ねっとりタッチ

ベタっとねっとりタッチをする人が前にいると、私は身構えることにしています。普段通り改札を通過しようとすると扉が閉まってしまうことが多いからです。

何度そのトラップに巻き込まれたか…タッチが名残惜しい、ぬくもりを感じたい人なのかもしれません。

その余韻が次の人を引き止める。ちょっと本末転倒ですが、急いでいる時には、勘弁して欲しいですね。

触れるか触れないか微妙なタッチ

基本的にタッチをしなくても若干隙間があれば反応してくれます。そのギリギリを攻めてくる人もいらっしゃいます。

実際、触れるか触れないかを愉しんでいるように映ります。チャレンジ精神旺盛な人なのかなと推測。

微妙な位置を即座に察知して行動に移せる、そんな器用な人、しなやかさや柔軟性に長けている人物でしょう。

柔らかくタッチ

私は、常に柔らかく乗せるようにタッチします。もしちゃんと反応しないと、後ろに並んでいる人たちに嫌な顔をされるのがいたたまれないからです。

こんなことを考えて、自動改札機に向かう自分は、心配性なのかもしれません。元々、周りの人に迷惑をかけたくない人間なので、自分の立ち振舞いは、謙虚にいきたいと考えます。

そういった気を遣える人物が柔らかくタッチする傾向があるでしょう。

まとめ

自動改札機における人間の本質について考察してみました。色々な人がいることを痛感できる場所ですね。あくまで私の私見なので、実際はどうなのか気になるところです。

人はそれぞれ持ち味があるし、特徴も異なります。そんな細かいことを色々考えることも楽しいでしょう。

電車の中で小噺、これにて終了。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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