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非現実空間・都湯①

私は銭湯が好きで、かれこれ10年程銭湯に通っています。
最近は銭湯ブームもあって個性豊かな銭湯もたくさんあり、近所だけでなくいろいろな銭湯に行くようになりました。

その中でも、なんかもう、銭湯っていう垣根を越えて、「場」として感動したのが、滋賀県膳所の「都湯」です。
今回「都湯」の素晴らしさについて書いていこうと思います。

まずは都湯までの道のり。そこからもう非現実感は始まっています。


滋賀県、膳所の駅を降りて、5分ほど歩くと「都湯」があるのですが、その通りが、なんかドラマのセットのようなのです。生活感があるようでない、観光地であるようでない。地域性っぽいのも感じられない。人も多くもなく少なくもない。
不思議な気持ちで歩いていくと、都湯の看板が見えてきました。
それがこれ↓

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この昭和感。けど多分新しい?!舞台美術っぽい!この看板を見た時に「物語の世界に迷い込んだみたい~」と思いました。まさに日本版「不思議の国のアリス」!

そう、この都湯にはチェシャ猫といわんばかりに、ここにはトタンくんという看板猫もいます。(ご主人が飼われていて、今は銭湯にはいません。)

そしてこのトタンくんが主人公の漫画「みゃーこゆのトタンくん」という漫画も発売されています。

この漫画も、猫の世界に迷い込んだハラさんが、トタンくんが経営する銭湯で働くことになるというお話で、登場する銭湯は「都湯」がモチーフ。もう都湯そのまんま。

その漫画を読んでたせいもあってか、より漫画の世界とリンクして非現実感があったのかもしれません。

ワクワクしながら中に入ると、さらに感動の連続でした。

つづく。


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