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生理の旅

紙ナプキンを使うのがあたりまえだった生理週間でしたが、ここ数年で変化があり、とてもよい方向なので、書き留めておこうと思います。

ずっと紙ナプキンはエコじゃないから、布ナプキンにしたいと思っていた私。しかしよく動き、自由にトイレに行きにくい仕事だったため、なかなか踏み切れませんでした。
3年前、働き方をかえて、労働時間が短くなったのをきっかけに、布ナプキンにチャレンジしました。
私は凝ったものではなく、布一枚のシンプルなものを選択。
着け心地も、漏れも、紙ナプキンでも不快感はなかったのですが、布にすると「あっ紙の時、実は違和感を感じていたんだな。」と思いました。
布は優しいし、やっぱり通気性もよい。漏れは少し気になるけど。
そしてそれ以上に私は、布を自分の手で洗って太陽の下に干した時の感動がものすごかったです。
ゴミが出ない。生理が排泄されて終わりじゃなく、ちゃんと自分の手で処理され、巡っている。。循環のサイクルができている・・・
生理の血も、ナプキンも汚物ではないし、ゴミじゃない。それが自分の手で、眼で実感できたことが本当に感動でした。

そもそもナプキンって構えなくても、布を挟むということだけなんだ、ああ自由だなーと生理の捉え方が大らかに広がった感覚もあり。これは、災害時などもどーんとこいと強い気持ちでいられます。

だんだん布ナプキンを使っていくと、量やその日の活動で布を何枚使用しようか、など応用できるようになり、紙ナプキンよりも自由で楽しい。自分の体調の変化もより細かく感じられるようになりました。

それから数年は紙ナプキン使用ほぼなし。

不思議なもので、生理周期も満月前後の生理に整ってきて、また休める日や「この日に生理が来たら楽なのにな」って思う日に生理になったり、自分が思ってたよりも、紙ナプキンを併用しなければならない日はありませんでした。

いいことが多い布ナプキンだけれど、
旅行や長時間移動の時は、持ち歩きや洗うことを考えたら紙ナプキンになってしまう。
忙しかったり、疲れている時は、洗う作業が手間に感じてしまうことも…

そんなことを考えていながら、それでも布ナプキンに満足していた私は、ついに見つけてしまいました。
月経ディスクというものを…

つづく





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