見出し画像

町のピアノ教室♪親vs子供達

毎日座る時間もないほど、バタバタしている2023年。
1日、2日は呑み続け寝続けた。
その結果、3日からは一日も休みなし。
ずっと仕事をしている。

そんな中、こんなご相談が。

「何を言っても、練習しない。
親の言うことを全く聞かない。
どうしたらいいのか?」

この生徒さんは、何でも無難にこなしてしまう。
だから正直練習しなくても、簡単な曲は弾ける。
ただ、指が極端に弱く、運動神経があまりよろしくないために
リズムがとれない。
まだ演奏の良し悪しがわからないから、自分の演奏をもっと良くしようと言う気持ちはなく、間違わずに弾ければokと思っている。

私は問題無しと思っていた。
この後、運動能力を上げ、良い音楽をたくさん聞くことによって解決すると思っていた。
つまり気長に指導していた。

ところが、親御さんは大反対。
練習しないなら即辞めさせる。
弾けてるつもりなんて言語道断。
一生懸命やって当たり前。

ちなみに親御さんもピアノ経験者。
練習が嫌で嫌で仕方が無かったから、
自分の子供にはピアノだけは習わせたくなかった。
ところが子供がやりたいと言ったもんだから、
最初から常に非協力的。
楽器購入もしていただけず、教室のキーボードをお貸ししている。

親心とは複雑だ。
自分が苦労した部分を、子供が何となく楽に熟してしまうと
面白くないのだろうか?
ピアノの練習で苦しんで欲しいのだろうか?
それとも、早く辞めて欲しいからなのか?

一生懸命努力することも大切だが、
その時々によって、緩めたり、締めたりすることも必要かと思うのだが。

「楽しんできてね」と言う親御さんと
「厳しくやってください」と言う親御さん。
どちらの気持ちもわかるが、
そこのところの匙加減はプロにお任せいただけないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?