見出し画像

もし君が今いじめにあっているのなら〜孤独であるという勘違い〜

アメコミのヒーローも

藤子不二雄の描く主人公も

どこかで誰かが発しているSOSをキャッチして

その人の所まで助けに行くでしょ?

実際にぼくが

そこまですっ飛んで行くことは

できないかもしれないけど

僕の頭の中は、こうして君の所に来られたよ。


いろんなメッセージを発している

サイトを眺めて

元気が出るなら、それもいいね。


でもね、もし暴力を振るわれたり

お金を要求されたりしてるなら

周りの大人に、助けてって言うんだよ。


恥ずかしくて言えない気持ち、わかるよ。

自分がそんな目に遭っているとわかったら

親が悲しむんじゃないか。

家では強くて明るい自分なのに

外ではいじめみたいな目に遭ってるなんて

親や兄妹に知られたくない。


わかるよ。


でもね、君がされていることは

立派な犯罪なんだ。


まずお父さん、お母さんに

自分がされている事を言ってみよう。

どんな言葉で言えばいいんだろう、なんて

深く考える必要は無いよ

されている事実を言えばいいだけなんだ。


もしそれで信じてもらえなかったら

気にすることはないよ。

近くの交番に相談してみよう。


それでも取り合ってもらえなくても

気にすることはないよ。

次は近くの警察署に相談してみよう。

実際に行かなくてもいい、

ただ電話すればいいんだよ。

どう言えばいいかなんて、深く考えなくていい。

電話に出た人に、

「お金を要求されている」

「暴力を振るわれている」

と、事実を言えばいいだけなんだ。


それでもし取り合ってもらえなかったら、

気にすることはないよ。

次は警察庁に相談してみよう。

都道府県の警察の相談窓口につなげてくれるよ。

身近な人が動いてくれないなら

身近な人を管理する、

大きな管轄に相談するんだよ。

先生が動いてくれないなら

先生たちを管理している教育委員会がいいね。

暴力を振るわれたり、お金を要求されたり

明らかに犯罪だとわかるものは

周りもすぐに動きやすいんだけど、

そうじゃなくて、言葉の暴力なんかで

精神的に追い詰められている場合もあるよね。


そんな時もあきらめないで、

まずは周りの大人に相談するんだよ。


一番覚えておいて欲しいのは、

君にはお父さんとお母さんがいるよね。

だから君がここにいる。

そのお父さんとお母さんにも

お父さんとお母さん、

君のおじいちゃんとおばあちゃんがいるよね。

そうやって何人も、何人も

ご先祖さまたちがいるよね。


そして、その人たちのDNAが

君の体の中には確実に入っている

つまり君はご先祖さまたちと

物理的にいつも一緒にいることになるね。

君が君の心と体を守ることは、

ご先祖さまたち全員が乗った船を

守ることになるんだよ。

君は、この時代を代表して生きる

そのお船の船頭さん。

君は、大事なんだ。


船が旅路を行く時、

予期しない嵐に巻き込まれることもある。

そんなとき

潮の流れの難しい

ゴツゴツした岩が沢山あるような場所が

あることがわかっているとして

あえてそこを通らないようにすることは

逃げるのとは違うよね。

船が座礁しないように

積極的に防御すること、だよね。


誰もわかってくれない、

そう思ってしまう事があっても

君の体の中には

どの瞬間も一緒にいてくれる、

たくさんの応援団がいるということ

忘れないで。

君といつも一緒にいてくれる

ご先祖さまたちはもう、

無条件に君を愛している。

君は、愛されているんだよ。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?