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パワースポットを巡る #1 『三篠神社』

 こんにちは。写真家のMiNORU OBARAです。記事をご覧いただきありがとうございます。

 本日から、新たに『パワースポットを巡る』シリーズをスタートさせました。

 僕の記事の読者さんはご存知だと思いますが、2020年の夏、僕はとあるプロジェクトで寺社仏閣をひたすら巡っては写真を撮り歩いていました。

 そのプロジェクトとは『ふみだすひろしま』。感染症パンデミックで弱りかけた広島に活気を取り戻そうというプロジェクトです。詳しくはこちらを。

 およそひと月の間に80近くのパワースポットを巡ったわけですから、かなりの発見がありました。そうです、それを記事にしていきます。

 ひと記事につき、一軒。『ふみだすひろしま』のサイト内では語りきれないお話も、深堀りしていく予定です。

 さて、そんなシリーズの記念すべき第1話は、三篠神社さん。

「三篠」みささ」と読みます。地元以外の方には読めない漢字かもしれませんね。

 その三篠神社さんは、広島市西区の三篠町に鎮座しています。

 シリーズの記事順はランダムの予定ですが、第1話はここと決めていました。

 なぜなら、三篠神社さん、個人的にも長くお世話になっているからです。隣の三篠小学校は僕の母校ですし、今は亡き先代宮司さんはその小学校の先生でもいらっしゃいました。

 僕の両親が結婚の儀を挙げたのも三篠神社さん。

 初詣も厄払いも毎度三篠神社さん。さらにはお仕事でも何かとお世話になっている、写真家のMiNORU OBARAにとってはなくてはならない神社さんなのです。

 さて、三篠神社さんはJR横川駅北口にほど近い場所に鎮座しています。広島のスモール下北沢と僕が勝手に呼んでいる横川町周辺ですから、それなりに雑然としているのですが、ここだけは空気が違います。

 旧国道であるバス通り沿いの鳥居をくぐれば、そこは緑に囲まれた静寂の空間です。

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 そもそも三篠神社は、さまざまな神さまを祀る神社が幾度となく合併を繰り返し今に至ると言いますが、永禄年間(1558年~1570年)に五穀豊穣を願い大歳大明神を祀った祠を建てたのが始まりと伝えられています。

 その境内は原爆で一度は焼失するものの、御神体は災禍を免れます。しばらくは元熊野神社跡である御旅所に遷御しますが、昭和23(1958)年に本殿一棟を造営して再遷御し、都市開発のための多少の縮小を経て今の形になります。

 広島信用金庫横川支店の被曝敷石を移設したと言われる石畳を参進すれば、ほどなく本殿です。

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 参道の左右には木々が立ち並び、街中にありながらも、森の中のような鳥のさえずりも聞こえてきます。

 本殿に向かって東側には、三篠神社の御神木の楠がそびえ立ちます。この楠の下には猿田彦神が楠木大明神と称されて祀られています。

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 御神木はまるで本殿を護るかのように、西側にもそびえています。この御神木の下は、町の喧騒から完全に遮断されたように温度も空気も神聖です。

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 夕暮れ時になると、傾いた夕日を背にして木々と本殿は黄金の輪郭を纏います。

 神社へのお参りは午前中が良いとも言われますが、三篠神社さんへは夕方の参拝もおすすめです。 

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 JR広島駅から西へたったの2駅。三篠神社さんは、とにかく足を運びやすい好立地です。街中にあって街中ではない神聖な空気。

 みなさんもぜひ、ご参拝くださいね。ちなみに宮司さんも巫女さんもみなさん顔見知った仲ですが、こちらまで笑顔にしてくれるような心の大らかな方ばかりですよ。

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 本日も文末までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 また次回の記事でお会いしましょう。

 あ、ちなみに、三篠神社さん近くの『お好み焼きみっちゃん』、おすすめです。

 そばがカリカリのタイプで好みっ!!(ご来店の際は混雑状況にご配慮くださいね。)

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