個別指導を受ける前に身に付けておきたい力
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は、子どもを個別指導に通わせたいと考えている親御さんや、子ども自身に向けて、「個別指導を受ける前に身につけておきたい力」についてお話しします。
結論から言うと、自分の考えを言語化する力、つまりコミュニケーション能力を身につけることが重要です。
この力がなければ、個別指導を受けたとしても、良い成果は期待できないでしょう。
集団塾や学校の授業についていけないために個別指導に切り替えるケースは多いですが、主体性がない、解決したい内容が明確でないなど、そのままでは成果が上がりません。
授業を受ける前に、自分が何を解決したいのかを明確にし、積極的に臨むことが必要です。
重要なのは、先生の解説がどういうことかを言語化できるか、どの部分がわからないのかを具体的に言えるかです。
ただ「この問題がわかりません」と言うのではなく、自分がどのように考え、どこでつまずいたのかを明確に示せることが大切です。
これにより、個別指導での学びがずっと有意義になります。
また、分からないことを恥ずかしいと感じる生徒もいますが、この感情を克服しなければ、成績向上は難しいです。
この思考に陥る原因は、自分が分かっていなければならないという思い込みや、テスト結果で評価されると感じてしまうことにあります。
周囲の大人や親御さんの関わり方や声かけが、子どものマインドセットを形成する重要な要素です。
個別指導を有効活用するためには、自分の成長を最も重視し、分からないことが分かるようになる過程に意味があるという認識を持つことが重要です。
この視点から、個別指導に臨めば、学びがより充実し、有意義なものになるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、良い一日をお過ごしください。
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