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EQの高め方

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は、EQの高め方というテーマで話を進めていきます。

EQ、つまり心の知能指数は、IQと比較されがちですが、それはある種のスキルセットと考えることができます。

まず、EQを構成する要素として「自己理解」があります。これは自分自身をどれだけ理解し、自己認識できているかに関するものです。

次に「自己制御」があり、これは衝動に負けずにやるべきことをやり遂げるための能力です。

さらに、「社交的・社会的スキル」も重要で、これは他者とうまくやり取りし、連携を取るためのスキルです。

また、「共感性」は他者の気持ちや感情を理解できる能力を指します。最後に「動機づけ」があり、これは目標を持ち、その達成に向けてモチベーションを維持する能力です。

これら5つがEQの主要な構成要素です。それぞれをどのように高めるかについてお伝えすると、まず自己理解を高めるには、自分が感じたことを言葉で表現することが効果的です。

日記をつけることで、自分がどのような時にどんな感情になるのかが分かり、それが自己理解につながります。

自己制御に関しては、瞑想やマインドフルネスが有効です。これにより、目の前の快楽への欲求を抑えることができます。また、家族や友人と感情を共有することも自己制御を養うのに役立ちます。

社会的スキルの向上には、ロールプレイが最も有効です。異なる役割を演じることで、様々な人の考え方を理解し、受け入れることができます。

また、ディスカッションやチームビルディングのような活動も、社会的スキルを高めるのに適しています。

最後に、動機づけについてです。まず具体的な目標を設定しましょう。目標を決めた後は、肯定的な自己対話が重要です。

「大丈夫、自分は大丈夫」と自分自身を励ますことです。私たちは、一分間に約300から1,000回もの自己対話を行っています。この対話をポジティブなものに変えることが大切です。

「自分はできる」と思うことは、時には逆効果になることもあります。これは、「自分はできない」という感覚を覆い隠すために、「自分はできる」と無理に思い込もうとしているからです。

そのため、「大丈夫、大丈夫」と自分を受け入れ、どんな自分も許し、思いやることが、セルフコンパッションを育て、本当の意味での自己肯定感を高めることにつながります。

このように、EQは多方面からアプローチすることで高めることが可能です。もし、EQを高めたいと思っている方がいれば、この話が参考になるかもしれません。

この記事を書いているのはどんな人?と少しでも気になった方は、こちらを見てもらえると嬉しいです。


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