自分はこういう人間だという考えが可能性を狭める
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回のテーマは「自分はこういう人間だ」という考えがどのように可能性を狭めてしまうか、について話をしていきます。
これは自己アイデンティティに関するもので、個人的にはこれが弊害をもたらすことが多いと考えています。
例えば、講演依頼があったとします。もし自分が内気で人前で話すタイプではないと自認していたら、その依頼を断ってしまうかもしれません。これがせっかくのチャンスであり、他の仕事につながる可能性もあるのに、自分のアイデンティティがそれを妨げてしまいます。
また、例えば社内で飲み会の幹事を頼まれたとき、面倒くさがりや自分にはできないと思っているだけで断ってしまうと、その能力を評価される機会を自ら放棄することになります。これが後に仕事のチャンスや昇進につながる可能性もありますが、アイデンティティが邪魔をしてしまうのです。
このように、「自分はこうだ」という固定観念は、新しい経験や成長のチャンスを自ら遮ってしまうことがあります。重要なのは、過去の自分に囚われず、何に興味があり、どのような人生を送りたいかに目を向け、未来志向で考えることです。アイデンティティは過去の経験から作られるもので、それに囚われてはいけません。
例えば、スポーツが苦手だったからといって新しいスポーツに挑戦することを躊躇してしまうのも、自己アイデンティティに縛られているからです。子供が新しいことに挑戦したいと言ったら、その背中を押してあげるべきです。見た目や過去の経験だけで判断せず、興味や関心があるならまずは挑戦してみることが重要です。
この考え方は、自分自身にも当てはまります。過去は過去、新しいことにチャレンジする勇気を持って、可能性のドアを開いていきたいと思います。
参考になれば幸いです。最後までお聞きいただきありがとうございました。
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