自分にベクトルが向き続けている人は幸せになれない

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「自分にばかり興味を向けている人が幸せになれない」というテーマでお話します。

幸せを求めている方々に向けて、興味関心を外に向けることの重要性をお伝えします。

イギリスの哲学者バートランド・ラッセルの考えに基づき、独立研究者の山口周さんも、自分自身への関心が強い人は不幸になると説明しています。

ラッセル自身は、数学と哲学への興味を自分の幸福の源として挙げています。

これは、興味関心が外にあることの価値を示しています。

私の経験からも、自分探しや自己分析に没頭していた時期は、周囲との関係が希薄になり、マイナスな感情が増える一方でした。

それに対して、他人や周囲への関心を持つことで、よりポジティブな結果を得ることができました。

具体的には、以前の仕事では、自分の感情や、周囲の人々が自分にどう反応するかにばかり目を向けていましたが、その結果は良くありませんでした。

しかし、顧客や同僚のニーズに注目し始めたときから、状況は改善しました。それは、興味関心を外に向けることの力を実感した瞬間です。

家庭内でも、自分と妻の不満を振り返った時、ベクトルが自分自身に向いていたことが問題の根底にあると気づきました。

これは、自分自身の興味関心を相手や外の世界に向けることの重要性を再認識させてくれました。

結局のところ、自分自身の内面ばかりに目を向けていると、人は不幸になる傾向があります。

幸福になるためには、興味関心を外に向け、他人や社会との関係を大切にすることが必要です。

もちろん、内省も重要ですが、そのバランスが幸せへの鍵となります。

このお話が、皆さんの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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