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日本人が英語が身に付かない根本的な理由

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「日本人が英語が身につかない根本的な理由」というテーマで話を展開します。

英語学習に励んでいるものの、なかなか身につかないと感じている方へ向けた内容です。

私自身、約2年間英語の勉強に取り組んできましたが、先月からは勉強をやめてしまいました。

その理由は大きく二つあります。一つ目は、他に注力したいことが見つかったためです。

もう一つの、より大きな理由は、単純に英語を使う機会がない、つまり「いつ、どこで使うのか?」と自問自答しても答えが見つからなかったからです。

外資系企業で働いたり、海外で活躍したいという思いはあったものの、それがいつになるのか自分で明確に答えられなくなり、モチベーションが大きく下がってしまいました。

言語とは本質的に、人とコミュニケーションを取り、信頼関係を築くためのツールです。

しかし、その使用場面がなければ、言語能力は限定的にしか発展しないと考えます。

特に、読む、書くといった活動については、DeepLのような翻訳ツールがある現代では、英語を学ぶ動機が弱くなってしまうと思います。

この問題に対する明確な答えを与えたのが、イエール大学の準教授であり起業家でもある成田悠輔さんです。

成田さんはある番組で「なぜ日本人は英語が身につかないのか?」と問われた際、「単純に使う場所がないから」と答えました。

これは、2年間英語を勉強してきた私自身も強く感じるところで、使う場所がなければ身につかないというのは納得のいく答えです。

英語学習において、将来的に必要だからという漠然とした動機ではなく、「いつ、どこで使うのか」が明確でなければ、学習の効果は薄れがちです。

実際、英語能力だけではなく、それに加えて専門的なスキルが必要となる場合が多いです。

専門的なスキルがあれば、外資系企業への就職も視野に入ります。

そこから英語を身につける方が効果的だと思います。

結局のところ、机上の勉強やオンライン英会話だけでは、実際の場面で活用できる英語能力を獲得するのは難しいです。

実践で慣れることが重要であり、いつどこで使うかを明確にした上で英語学習に取り組むべきだと考えます。

これが、英語を身につけるための一つの答えではないかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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