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やり始めなければ、やる気は起きない
・仕事や勉強をしなきゃいけないけど、やる気が起きない人
・やるべきことがあるのに、やろうと思えない人
そんな方向けに本記事を書いています。
結論、やり始めないと、やる気は出ません。元も子もないですが、これが真実です。
脳は省エネ
脳は基本省エネです。新しいことをする時には相当なエネルギーを消費します。
ゆえに今していることをずっとし続けようとします。
テレビを見ながら、スマホをいじってると、それをずっと続けようとします。
脳的にはエネルギーを消費しないんです。楽なんです。
ただ仕事や勉強をしなきゃいけない。
今している作業をやめて、新しい作業をする時、脳はブレーキをかけます。
やっている作業をやり続けようとする。逆に新しいことを始めようとすると、それを拒む。
物理の慣性の法則みたいですね。
仕事や勉強を始めようとしない、自分ダメだななんて思わないでくださいね。
脳の仕組み上、仕方ない部分なんです。
やり始めるハードルを下げる
とはいえ、やらないとマズイ。仕事しないと上司に怒られる。
勉強しないと、この先の人生ヤバめなんて。思いながら。
そんな時は、やり始めるハードルを下げましょう。
例えば、「今日は1日10時間勉強するぞ」、「問題を100問解くぞ」と意気込んで、勉強を始めようとします。
実際できますかね。僕だったら、やる前に2、3時間グダグダして、いざやり始めても数時間で終了。
明日こそはと意気込んでも、半永久的に同じ毎日を過ごすと思います。
モチベーションが尋常じゃなく高い人を除いて、ほとんどの人が同じような感じではないでしょうか(僕ほど酷くなくても)。
では、「まず5分だけやってみよう」、「5問だけ解こうかな」。ならどうでしょうか。
イケる気がしませんか。すぐ始められそうですよね。
このように、やり始めるハードルを下げることで、新しいことを始める上で生じる脳のブレーキを抑えることができます。
そして、脳には一度やり始めたことは、そのまま続ける特徴があるので、結果やり続けられます。
僕も英語や資格の勉強をする時は、「10分だけやろう」とか「2ページだけ進めるか」のように徹底的にハードルを下げて、始めています。
すると、平気で1時間やったり、10ページ進められるんですよね。ハードル下げて始めるのは、マジでお勧めです。継続しやすいです。
ルーティンに組み込む
ハードルを下げること以外にも、日頃のルーティンに組み込むのも有効です。
朝歯を磨いた後に、英語の発音の練習をする。風呂入る前に資格の勉強を30分間する。などです。
省エネに繋がるゆえに、脳は習慣が好きです。ルーティンに入れる時もいきなり難易度は高めないようにしましょう。
何事も小さくコツコツが大切です。筋トレをやろうと考える時も、「毎日、腹筋30回・腕立て30回・背筋30回」と目標立てても、続かないと思います。
運動を継続している人ならともかく、運動不足の人にとって、ハードルが高いはずです。なので、各5回ずつみたいなか感じで始めると続きます。
これなら隙間時間でできますし。そうすると、継続してできるようになる→「あれっもっとイケるんじゃね」ってなり、回数増える→続けないと気持ち悪くなる→運動習慣ができて、理想の身体が手に入る。
最後筋トレの話になりましたが、本記事をまとめると、
・脳は基本省エネなので、エネルギーを消費する新しいことを始めたがらない。
・一度始めるとそれを続けようとするので、やり始めることが重要。
・やり始めるには、始めることへのハードルを徹底的に下げる。
・さらにやることをルーティンに組み込めたら理想。
以上で、「やり始めなければ、やる気は起きない」と題して、お伝えさせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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