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疲労回復NG行動 ①ひたすら寝る

前回、疲労回復法が間違っていませんか?というお題で、私の失敗談を交えてお話しました!
その回復法のどこが間違っているのか?ご説明していきたいと思います

睡眠

① ひたすら寝る
確かに、睡眠の代表的な効果は「心身ともに疲労を回復させること」
だと言われますが、どちらかといえば
運動やちょっとしたストレスなど
短期間で起きた疲労に効果があります

長い期間、積み重なったストレスや疲れに対しては
あまり効果を期待することは出来ず、楽になった気がするだけ・・

特にただ何も考えずにゴロゴロ、ダラダラ寝てるのでは逆効果に!
眠るときにはしっかり環境を整えておかないとダメなんです

寝落ち


私がよくやってしまっていたのは「寝落ち」
スマホを片手に持ったままベッドで・・
テレビを見ながら気が付いたら・・
帰宅してそのまま力尽きて、荷物を抱えたままリビングで・・

これは本当に悪い見本のような行動ですよね(笑)

睡眠は身体の一部だけを休ませるのではなく、
全体を休養させることができ、
疲労の自覚症状がない部分に対してもアプローチすることができます

「よい睡眠」を得るうえでの注意点は!

・毎日規則正しい生活を送ること
・就寝前の2時間はスマホ等の電子機器の使用はやめること
・食事は就寝3時間前に済ませておくこと
・できるだけ光の刺激を避け暗い部屋でねむること
・体温より2~3度高い温度のお湯に、ゆっくり浸かること

いかがですか?ちゃんとできていますか?
これは交感神経をリラックスさせ、睡眠のリズムの調整をするための行動でもありますので
まずは上記のことに注意して環境を整えてみてくださいね!


余談ですが
睡眠時間が少ない方でも「元気な人」がいらっしゃいます
そういう人の多くは睡眠のリズムが整いしっかり深い睡眠が取れている
ショートスリーパー」という特殊な遺伝子を持つ人なのだそうです

睡眠のリズムの中で、深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進され深い睡眠がしっかり得られると睡眠のリズムが整いやすくなります

睡眠のリズムが整っていると脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上するため、睡眠の長さよりもリズムの方が重要であると考えられるようになってきました

ショートスリーパーは深い睡眠に入るスピードが早いので
当然「睡眠時間」は短くなりますね!

もちろんストレスや加齢による「病気」の場合もありますので
その点はご注意くださいね

また患者様の中にも「最近、眠れない」と睡眠薬に頼っている方が
いらっしゃいますが、あくまでも睡眠薬は一時しのぎです
睡眠障害の根本が改善されている訳ではなく対処療法なので
必ず、原因を見つけ改善するためには何をすればいいのか?
ゆっくり検証してみてくださいね!

実は私(まみぃ院長)はショートスリーパーのようです
20歳代の頃より睡眠時間はずっと3時間程度で
「そんなの短すぎる!もっと寝なさい!」と言われてきましたが
寝すぎると「脱力・頭痛・関節の痛み・腰痛・むくみ等」の不調が続出

「それは好転反応だ!」
「いままで無理をしてきたから疲れが出たんだ!」といわれ
それを信じて我慢して、頑張っていたんですが・・・
なんか変だなぁ~と思い始め調べてみたらこの答えにたどり着きました

睡眠時間が短いと相談すると「睡眠薬」を処方するお医者様が多い中
最近お世話になっているお医者様は、
「気にしすぎてしんどいなら、頑張るのやめれば?」
「調子が良ければ、それはそれでいいじゃないですか」
「眠くなれば・・人は必ず眠りますからね~」と
おっしゃってくださいました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

気にしすぎるとどんどん眠れなくなって、熟睡ができず
体力だけでなく精神的にも疲労困憊
結局、起きられず罪悪感に苛まれるといった悪循環を繰り返していた
私にとっては本当に救いの言葉でした(笑)

結局、崩れた睡眠サイクルを戻すのに1年以上かかり
最近やっと正常になってきました

正常な睡眠が取れていると
・目覚めたときに「スッキリ」している
・日中「眠気に襲われる」ことがない
・身体のだるさなどの不調がない

まぁ・・・人はそれぞれ
人と同じ出なくてもいいんだよ!ということでしょうか?
でも、ダラダラはNG!
何事においても自分なりの「メリハリ」が大切ですね

次回は「疲労回復法NG行動 ②がっつり飯を食べる」です


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