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産後の抜け毛が想像以上に切ない話

2020年も残すところあと少し。娘が産まれて3ヶ月が過ぎた。
出産の備忘録を書いては書いては下書きを更新する日々で、あの神秘的で体力勝負の出来事を文字に起こすのはなかなか難しい。

あやすとよく笑い、「うー、うー」と喃語を話すことが増えた娘は、どこから見つけてきたのか、ホコリを手に握っていることがある。手の形は基本的にグーなので、こもった熱と汗でホコリが固まっており、清浄綿で拭き取ったり、お風呂場で手を洗ったりして対応しているのだが、想像以上の量にびっくりすることもある。笑

そんな娘が私の髪の毛を握っている、と夫から共有されてから、抜け毛が急に気になり始めた。そういえば、髪の毛をとかした後のブラシにはいつもより多めに毛が絡まっているし、さらーっと髪の毛を手ぐしで整えた後も複数本抜けていることが増えた。

これが噂に聞いていた産後の抜け毛というやつか・・・切ない。

一度気になりだすと止まらない。家の中を少し歩くと1本。ソファに腰掛けて1本。服を着替えて2本。発見しては捨て、発見しては捨ての日々。娘とお風呂に入った後は、髪の毛をゆっくり乾かす時間もないので、抜け落ちる髪のダメージ具合も切なくなる要因だ。

「産後の抜け毛」で検索をすると、「気にしないこと」と出てきたが、抜け毛の量が想像以上に多いため、まったく気にしないのは難しいのが正直なところである。最近は、静電気で髪が首筋にまとわりついてくるのをはらう度に、髪の毛とサヨナラしている。

傷んで抜けていく髪と付き合っていくのは今年で終えようと、年明けに美容院を予約した私だ。

「note」を書くための糖分に変わります。