＃１１　🇦🇺Are you happy?

皆さん今日も1日おつかれさまです！金曜日ですね。

日本で会社員をしていた時、金曜日なのに、金曜日だからこそ？？ギリギリまで仕事を片付けて・・・・友達との夜ご飯の約束は駆け足で向かう・・・なんてことあったな〜と懐古しております。

なんでしょう、この我々日本人にDNAレベルで根付く責任感？というか。もちろん時代も変わり、私の親世代（６０代）ほど猛烈に働くみたいなスタイルはそう多くはないと思いますが・・・
ここオーストラリアでは木曜の夜あたりから世間は週末ムード。
そうなれば金曜は、こちらの人にとってはあってないようなもの＼(^o^)／

いま私はレストランで働いていますが、木曜の夕方あたりから優雅にワインなんて飲んじゃってほろ酔いで帰っていく老若男女を見ると、オーストラリア のQuality of Lifeの高さを思い知らされます。

さて、今日は、こっちに来てから特に仕事をするうえでよく聞かれる「Are you happy?」についてお話しようと思います。

いま私が働いているイケイケ日本食モダンレストラン（言い方）は、スタッフのバイブスが異様に高い。スタッフの９割が地元で生まれ育った生粋のメルボニアン。そりゃもう、陽キャの集い。coolな感じのツンとした感じのお姉様もいらっしゃいますが。／(^o^)＼ （とはいえこういう時、相手は年下あるある）

このお店のオーナーが、今まで出会ったオージーの中でも最高に気さくな方で、いつも私にこう聞いてきます。

（仕事前）「Let's have fun tonight!! Yeahhh」(エプロンかけながらノリノリ)」

（仕事中）「Are you happy?」「Are you good? 」

（仕事後）「Did you have fun today?」(熱いハグで退勤。手が塞がっていると互いの頬を合わせることもあるが嫌とは思わない。)

そしてご飯やお酒を運ぶだけで言われる、「Thank you, XX-chan(←私の名前にしっかりとchanをつけてくるw)」
そのオーナー自身がすごく幸せそうで、だからスタッフ全員その職場にhomeを感じているっぽいし、まかないはお客さんに混じって食べて帰ったり。
どんな業界、職種であれ、ボスの職場の雰囲気づくりって大事だなと感じると共に、そういったことには非常に長けているのがオーストラリアだなと。

ここで思い出したのですが、私がメルボルンのオフィスで働いていた時。
仕事始めたばっかりでいつもしかめっ面してた私に、別部署のボスEさんが心配そうに聞いてきました。

Eさん「Are you happy?」
私「Ummm….汗」
Eさん「Relax! No stress at all, darling?」

そして、昨晩のこと。レストランに来た団体のお客さんの中に、私の家の近くで働いている女性Rさんがたまたま来ていました。

Rさん「あなた！！ここで働いていたのね！！」
私「そうそう、つい最近始めたんだよ〜」
Rさん「よかったじゃないの〜〜〜〜！Are you happy?」
私「（出た！happyの確認・・・！なんなんだみんな揃って・・）YESSSS！」
Rさん「That's great!!」

そしてまた別の日のこと。
こっちのホスピタリティは、先に話したRさんとのやりとりのように、お客さんと必ず小話を挟むのが一般的なのですが、お客さんの中には「君はJapaneseかい？」「どうしてこっちに来たの？」と話を振ってくれるお客さんもいます。

「日本は大好き！でもTokyoで生まれ育ったからcomfort zone出てみたくて！」と言うと、その度に言われる「Yeah! That is amazing! Are you happy now?」

そこで私は気づくのです。
この国の人たちは、モノの尺度を測る時、幸せを感じるかを大切にしているのだと。
当たり前のことに聞こえそうですが、自分の人生に置き換えた時、なかなかそれだけでモノゴトを決めることって難しいですよね。
けれど、幸せかい？と聞かれて迷いなくYesと言える自分に「あ、まだ私はここにいて幸せなんだ！」と自分のことながら再認識したりします。

なぜそんな気持ちが生まれるかというと、私も三十路を超えて海外にいて、ふと、、、本当にふと思う時があるから。
「私ここで何してんだろ？」って。
疲れていたり、仕事の帰りだったり、何も予定がない日こそ突然に考えてしまうのです。
「なんか他にやるべきことがあるのではないか・・・」とか。
「日本に帰ったら何しよ。」とか。　汗汗

でも結局は今”ここ”に意識を戻して、「大丈夫、私は今シアワセ」と思えることが自分の身をまだ海外に置ける源。

以上、日々ふと感じるオーストラリア人のマインドセットについてのお話でした。
日本人思考でいくと、”自分が”シアワセかどうかを考えると、つい”周り”がどうこう、とかも相まって意外と難しいなと思うので、これは非常に個人主義のオーストラリアらしい考え方、そしてそもそも文化が違うからこそ発見できた感情でした。

けれども、何かに迷ったら、その道が苦しいと感じたら、日本にいようと海外にいようとAre you happy?
自分に投げかけてみてはいかがでしょうか＾＾

何をしててもシンプルに考えることって大事。

では、良い週末を。

Speak soon Xx