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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第62日「本当の勉強法」

読書ノート 2024/5/4

❶[1BOOK]
「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」世界中の研究家から導き出した学びの結論46
望月俊孝著 (株)すばる舎
2023年3月19日 第1刷発行

❷[3POINT +1]
◎はじめに〜このひと言を捨て去ったときに、本当の学びがはじまる
・自分のできることは最大限に認め、活かしていく
・自分のできないことを素直に認め、学んでいく
・自分のできることを相手の期待する水準まで、淡々と広げていく
いわば完璧主義ならぬ「完成」主義でした。

① 勉強をはじめるときの「迷い」を断ち切る
☆勉強は「欲望」ではじめて、「やりがい」で続ける
まず何かを開始するときは「欲望」に忠実になり、自分に対する「報酬」を強く意識しましょう。
しかし、いざ何かに取り組みはじめたら、他人との勝負や報酬の有無は忘れて、自分が取り組んでいることがどれくらい自分の成長につながるか、どれくらいの人が期待してくれているかという「やりがい」を意識しましょう。

② 何歳からでも結果が出る一生モノのインプット術
☆背景にある物語を知ると、記憶量が増える
さて、エンタメにあって教科書にない者とは、何でしょうか? それは「物語性」です。
「物語は、読者とテキストの中身を個人的につなげてくれて、概念的な内容への関心を高めてくれる」
何かを学ぶときは、ぜひその対象の発見・創造の過程を描いた物語を読んでみましょう。

③ 勉強法をさらに改善する
☆徹底的に逃避することで、勉強の意味が見つかる
あなたがもし、勉強に身が入らず、趣味やほかの関心事があれば、いっそのこと大いに逃避する時期があってもよいのではないでしょうか。
そのなかで「趣味を通して本当に求めているもの」を考えてみる瞬間が出てきます。その時が自分の本当の「やりたいこと」が見つかるチャンスです。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「物語」を重視する。

❹[1episode]
☆あとがき〜本気で勉強した人が手に入れる本当の財産
本気で学ぶと、人はそれを必ず誰かの笑顔のために活用したくなります。それは胆力が備わったからです。
私たちが住む世界は、こうした胆力ある先人たちが築いてきたものです。
確かに、世界では今日も問題は絶えません。
そこで私たち1人ひとりができることは、それを憂うことでなく、問題に立ち向かう胆力を養うことです。
そのための偉大な1歩が、あなた自身の心揺さぶられる分野で、学びはじめることです。
それは必ず他人のためになり、世界の問題解決になります。そして私たちがこの世を去ったあとも、よりよい世界を後世に遺すことができるのです。
本書はその1歩のためのヒントを、力の限り書きました。
ぜひ、いつの日か同じ志を持つ者として、あなたに実際に会える日を楽しみにしております。

❺「本を語る」
この本は、私の師匠である望月俊孝さんが1年前に出版し、6万部以上を売り上げて、「累計100万部突破記念パーティ」を開く、きっかけになった本です。
[思いついたこと]
この本の表紙の写真の中で、あなたはどの言葉に惹かれるでしょうか?
「何歳からでも結果が出る」
「今からでも間に合う」
「絶対に失敗したくない人だけ読んでください」
実は、表紙を開くと、こんな言葉があります。
「学び方を変えれば、人生はいつからだって逆転できる」
[そして]
私の本には、「感謝神経を磨き、ワクワクいきましょう!」という言葉が書かれています。日付は2023年3月12日。その日、東京・高輪台にあるヴォルテックスのセミナールームで、私は生まれて初めて、100人以上の人の前で「講演」をしました。それは「1日1冊読めるかなチャレンジ」を1000日継続したことに対する、師匠からのご褒美でした。
[しかし]
その日は、3月7日未明に亡くなった末弟の葬儀の日でもありました。火葬場の都合で、どうしてもその日にしか告別式ができなかったのです。一番心配してくれたのは、望月さんでした。「延期するという選択肢もある」とわざわざ電話をいただきましたが、私は迷わず、お断りし、「絶対にやります!」
兄弟や家族の応援もあって、骨上げの前に大阪を出発し、東京の会場へ向かいました。息を整えるのが精一杯で、スライドも資料も、何も準備できないまま、本番に臨みました。
[だからこそ]
自分でも信じられないくらいの「エネルギー」が湧き、「力一杯」話すことができたのです。そして、それは「物語」となり、「伝説」として、いつでも何度でも語ることができます。でも、ふと気づくと、まだ1年しか経っていません。その間に、私は大きく成長することができました。それは「読書の力」であると信じています。「読書で人生は変えられる。何歳からでも変えられる。逆転することもできる。」その信念があるからこそ、そして、強くなっていくからこそ、毎日の読書と発信を続けているのです。


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