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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第37日「独立系コンサルタントの成功戦略」


読書ノート 2024/4/9

❶[1BOOK]
「独立系コンサルタントの成功戦略」
和仁達也著 (株)かんき出版 2019年9月177日第1刷発行

❷[3POINT +1]
◎「はじめに」〜コンサルタントで本当に食べていけるの?
これについては、本書の内容すべてが回答になりますが、特に大事なのは第3章の「あり方」を定めることだと思います。僕がコンサルタントとして20年間やってこられたのは、独立したときに「あり方」を定めて、どんな場面でも自分の軸がブレなかったからに違いない、と分析しているからです。

①なぜ、「あり方」が重要なのか
☆「ブレない柱があなたを伸ばす」
4つの柱:「ミッション」「セルフイメージ」「カンパニースピリッツ」「ビジョン」
僕の価値基準は、カッコいいかどうかです。そのカッコよさとは、他人の目から見たカッコよさではなく、自分の中での美意識です。

②ロールモデルを真似た先にあるものとは
☆「マネから始めてもマネで終わるな」
ロールモデルはあくまでも特定の目的のための見本であって、全範囲的にコピーする存在ではないのだと肝に銘じましょう。
ただし、本で学んだことをそのままクライアントに教えようとは思わないこと。

③活性化しているコミュニテイがやっていること
☆「自分の経験を仲間のためにアウトプットしていく」
絆をつくるためには、その場に集う人たちのメリットを最優先して考えましょう。
そのためにも、自分は何で貢献できるのかを考えること。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
ブレない柱を明確にする。

❹[1episode]
☆おわりに
本書を、「読者の皆さんがこれから試行錯誤を重ね、時には回り道もすることでかかる労力を、僕が肩代わりして差し上げよう」という思いを込めて、書きました。
思う存分、フル活用してもらえれば幸いです。
そのうえで、もし、僕と同じように、クライアントのビジョンの実現をサポートしたいという想いを持っていただけるのであれば、最後に1つ提案があります。
クライアントに注ぐのと同じくらいのエネルギーを、自分のビジョンの実現に向けて使ってください。そして、その等身大の姿を、クライアントはもちろん、ご自身の仲間や家族にも見てもらってください。
実はそのことが、クライアントから「あなたが言うことなら聞きたい」と言われる存在になるための、最大の秘訣なのです。
皆さんのこれからのご活躍に、エールを送ります。

❺「本を語る」
私は、「積ん読解消コンサルタント」という肩書きを標榜しながら、具体的な行動を起こしていない現状です。
[思いついたこと]
そうか、「自分がコンサルタントである」という自覚が、そもそもなかったんだ!
この本を勧めてくれた中村順さんに感謝です。起業を目指すと言いながら、それについての基本的な知識を、何も持っていない私でした。極端に言えば、「コンサルタント」ってなにをする職業なのか、も理解していなかったのです。
[そして]
コンサルタントとしての私の第一歩が、ここから始まると言ってもいいでしょう。この本を徹底的に読んで、理解して、実行する、まずはそこから始めます。読書家としての私としては、この本を読んで、文章を書くことだけで十分ですが、そこから一歩進んで、人のお役に立つには、「理解して実行する」ことが必要です。「積ん読」は、「お困りごと」の一つです。それを解決するお手伝いをするのが、「私の仕事」
[しかし]
「積ん読」は結果であって、その前には別の問題がたくさん潜んでいます。読書に対する思い込み(全部読まなければならない)や、時間管理の問題(時間がない)、単純に、文字を読むスピードが遅く、本を開くと眠くなるという問題など。
それらを解決するためには、「心理学」の援用も必要だし、本を引き取るには「古本屋」として古物商の免許も考えなければならない。
[だからこそ]
起業を急ぐのではなく、実際に「コンサルタント」を始める前に、この本などでしっかりと知識を吸収し、ブレない「自分の柱」を立てることが重要だと、改めて思い知りました。この本を読み、実践することで、「回り道」をせずに、目標を達成できるように思います。「コンサルタント」として、クライアントに喜ばれている10年後の自分をイメージして、1ページずつ、丁寧に読んでいこうと決めました。


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